なぜかギターネタが続く。
例によって近所のコンビニへ行ってきた。お気に入りの「カルビー 堅あげポテト ブラックペッパー」を買うためである。
たまに食玩を見つけても、見るだけで買うことはしない。しない...はずだった。以前サンダーバードがリバイバルヒットしたときに、モグラタンクばっかり6つもひいて懲りた(笑)
ところが今日見つけたのはエフトイズ・コンフェクト(って知らんがな、大阪の会社だって?)の「フェンダー・ギター・コレクション」全3モデル8バージョンだ。高校時代ギター好きでストラト命!だった私にとっては見逃すことは許されなかった。
でもね...中身も見ないで箱買いするほどでもないのでとりあえず一個購入。
あたりだ!見事ストラトをゲット。
※組み立てるのはスタンドとノブなど。スタンドの作りがまた秀逸。おまけの(逆?)ガムが1個。
※そのまま楽器店のショーウィンドウにありそうな感じ。
1/8サイズということでナリは小さいのだが、けっこうこまごましたところまでちゃんと作ってある。塗装も丁寧だし、なんといっても全体と細部のバランスがいい。
そして驚いたことに、ちゃんと弦が張ってある!(って箱に書いてるし)
もちろん同じ太さのテグスではあるが、ネックに線が描いてあるだけのものとは違うのだ。立体感がある。
※トレモロアームの長さは20mmほど。全長でも120mm。
翌日速攻で残りを買いに走った。「残り」といっても残りの2モデルだから2個だけなんだが。
またまたあたりだ!全3モデルゲット。今回はおしまい。ぷしゅう~(熱の冷める音)
※右からストラトキャスター57年、テレキャスター52年、ジャズベース75年。
...ということで3モデル並べて記念撮影。バックをちゃんとすると本物みたいだ。すげー。食玩恐るべし。フェンダー社の歴史も書いてあって勉強にもなるし、これはお買い得だ!
ところで、本題は実はこっちだ。
高校時代、バンドがはやっていた。中学ではフォークギターでかぐや姫とか四畳半フォーク中心だったのと対照的に、ツェッペリンとかディープパープルとか、キッスとか(あれ?)
友人たちは「本物の」レスポールとか持ってて(ほとんど医者の息子)、なかなか仲間には入れなかった。自分のは自作ギター、つまり「木から削って作った」ギター(のような形をした物体)だったのだ。
父は電力会社に勤務していて、電線を巻いてあった木のリール?をバラした木材をもらってきたことがあった。それを削って、ボンドで貼り合わせ、ジャンクパーツを寄せ集めてとりあえずギターにした。
いちおうブライアン・メイの伝説(暖炉の木でギターを作った)は知っていたので、フレットまで針金を接着して作っていた。が、所詮はベニヤかなんかのスカスカな木だったので彼らにかなうことはなかったのだった。テンションロッドも入ってないし。
そんな私が、お年玉かき集めて買ったのがトーカイのストラトモデルだった。57年あたりのモデルをベースにしたものだったと思う。ちょうどこのストラトのモデルと同じなんだ。
プラモ作りとペイント技術は結構な腕だったので、雑誌のロゴを見ながら手で描き込んだ。そのギターは今も自室にある...ジミヘンは知らないんだがクラプトンとかチャーとかに憧れてた青年時代の思い出だ。
ああ、あの日に帰りたい。(またかいな)