先月からメールソフトを乗り換えた。
以前は「Datula」という、ちょっとマニアックなメールソフトを使っていた。当初4,000円のシェアウェアだったが、値下げしたと思ったら開発を中止してしまった。
けっこうユーザーサポートとというか開発にはユーザーの声を反映してくれていたので、その多機能さゆえなかなか手放せなかったのだが、何度かマシントラブルでメールデータがごっそり消えるということがあった。またGmailとか最新の仕組みにはもはや対応できないので、いずれ乗り換えないといけなかった。
ブラウザはだいぶ前からFirefoxを使っている。インターネットエクスプローラって鈍重だし、使い勝手がイマイチだし、何よりHTMLを正しく表示できないバグを持っている。そのFirefoxを作っているチームが出してきたメールソフトが「Thunderbird」だ。
Version 1.xのころはどちらもいまひとつだったのだが、2.xになってからどちらもだいぶ良くなった。 何よりアドオンを追加することで、さまざまな機能が拡張できるのがうれしい。

これがメイン画面。いくつものメールアカウントを別個に管理できるので、プライベート用や仕事用がごっちゃにならない。またフォルダに振り分けることで要件や相手ごとに管理することもできる。振り分けのルールは自由に設定できるので、キーワードで振り分けたり、ドメインで分けたり、別のアカウントのフォルダへ移動することもできる。
基本はhtmlメールだが、もちろんプレーンテキストとしても扱える。私の場合送受信ともテキストがデフォだったのだが、今回から受信はhtmlにした。そうすると受信メールアドレスごとに自動でオンライン画像をロードするとかしないとか設定できるので、このように特定のショップのみ画像表示する、なんてできる。

追加したアドオンはこんな具合。一部日本語化されていないのでちょっと導入は大変かも知れないが、これだけあれば至れりつくせり、思いのままにメールを扱うことができる。
現在の仕事はほぼ100%がPC上で行われる。連絡手段はメールか電話だが社内ではSkypeも使っている。FAXはSTARFAXなのでペーパーレス。 ウェイトが高いのはメールなので、メールソフトの使い勝手が悪いと仕事の効率が上がらないのだ。
Outlook?オフィススイートに入っていたはずだけど、全然使う気がしない。Microsoftは嫌いじゃないけど、これだけは好きになれない。