さて、いよいよ佳境に、と思われたのだが、大どんでん返しが待っていた。NHKの朝ドラみたい。
GOTOHのペグが届いたのでさっそくヘッドに合わせてみる。元々サイズが違うため、ネジ穴を埋めて凹みをパテ埋めして、といろいろ準備をしていたのだが、現物がないためこれ以上の作業を進められなかったところ。
おっとー!ナットが短い。あまり気を付けてなかったがヘッドの厚みがちょっとありすぎ。仕方ないのでヘッドの裏を掘り下げることにした。GOTOHのペグにはポストの高さを変えられるものがあるので、こっちにしとけば良かったのに、という話。
ヘッドのロゴも結局作り直して(A型だもの)、バッチリ決まった!と思ったのにまた塗り直し。今日のガッカリその1だった。それでもなんとかここまでこぎつけたのは我ながらグッジョブ!

そしてボディ。ロゼッタ(サウンドホール周りの飾り)をどうしようかとパーツメーカーから取り寄せたりしたのだが、このギター、オリジナルのロゼッタは塩ビのパーツに印刷したものを貼り付けてあった。これが傷だらけになっていたので、磨いてやろうとしたら印刷が消えてしまった。
オベーションでもこのタイプのものはみんな同じ構造なんだろうか?オベーションといえばロゼッタではなく「エポーレット」と呼ばれるマルチサウンドホールなので、この手のものはあまり気を付けて見た覚えがない。
まずパーツを使わず、市販のロゼッタ(寄木細工のもの)を埋め込もうと考えたわけだが、ボディ中心の穴がかなり大きいためサイズが合わなくて断念。

そこでオリジナルの図案(オークリーフと呼ばれる)をコピーし、Illustratorを使ってサイズを変更してみた。外周と内周の円の幅を小さくし、リーフも小さくして数を増やした。開口部が大きくなることでサウンドにどう影響するか楽しみだ。
ところがここで問題発生。インクジェット用の透明シール用紙を使ってプリントしたのだが、マスキングテープを貼っていたのをあとではがしたところ印刷まではがれてしまった。結局また印刷しなおし...せっかくなので今度はレーザープリンタでやってみた。径が大きいのでサークルカッターのリーチが足らず苦労した。


ようやくここまでたどり着いた。時間があれば明日はクリア塗装しておしまい。しばらく休ませて磨きこめば完成...のはず。