2008年1月アーカイブ

やっとこさ4.1に替えた。


このブログはロリポップのレンタルサーバなのだが、以前データベースのバージョンが古くてアップデートできないのが分かっていた。それでしばらくほって置いたのだが、いつの間にか対応したらしい。

なんで教えてくれないの...?


ともあれ、固定ページも管理できるようにしたかったので以前から興味はあったものの、あまりに画面構成が違うためちょっとどうしようかと思っていたらこれまたいつの間にか4.1になっていた。Windows3.0もそうだったけど、"x.0"というのはダメなのかも。そうするとWeb2.0もダメか?

冗談はさておいて、前回やりかけたようにサイトのバックアップを作成し、MT4.1をアップロード。最初にログインしてアップデートは自動なはずなのだが...あれ?テンプレートが、というかCSSが適用されていない。

やっぱりちょっと勉強してからやるべきだったか、とあがいているうちにだんだんおかしくなってしまった。テンプレートの初期化って、ぜんぜん意味が違うみたいであまり変わらない。

結局、困ったときのweb頼み、ということでググってみた。ほとんどがアフェリエイト向けの有料テンプレートだったりしたのだが、小粋空間さんのサイトにはその辺の情報が詳しく説明してあった。


4.1用テンプレートをダウンロードし、ひとつずつモジュールを作り直し...と、すげー面倒なことになってしまったがとりあえずテンプレートを適用することができた。つーかエラーなしで再構築完了。


一時はどうなるかと思ったけど、小粋空間さん、ありがとう!!

うーん、悩ましい。

 

Dell Axim X30をここしばらく使っていたのだが、どうもしっくり来ない。やはりPalmデバイスは、Sony Clieはすばらしいデバイスだったと再認識せざるを得ない。仕様が時代遅れになって儲からなくなったのでClieは消えてしまったけど。

何がいいって、やはりGraffiti入力だろう。シンプル化されたアルファベット入力なのだが、それでいて認識率が非常に高い。現在のPocketPC系にあるようなキーボードをちまちま押すという作業がどうにもまどろっこしくてダメなんだ、やっぱり。

その一方でDellのデバイスの出来はなかなか気に入っていた。これがWindows Mobile 2003じゃなくてWindows Mobile 5.0だったら、QVGAじゃなくVGA画面だったら、と思うと残念でならない。

ところが実際にはDellにはそういうハンドヘルドデバイスが「かつて」他にもあった。X50v/X51vである。X51vなどすでに昨年メーカーでは生産中止になっているのに、オクの相場で現在は3万円台後半から4万円前後で取引されているくらい隠れた人気商品なのだ。

もちろん気になっていたのだが、高いし...そこでX50vに目をつけた。このX50vはX51vと同様にVGA液晶を持ち、ROMが256MBに増えた以外は基本的に同じ仕様だ。OSは2003SEだがゴニョゴニョするとWM5にも6にもできるらしい。

問題は大きさと重さだ。実物を確認できないので非常に迷ったのだが、人気あるみたいし気に入らなかったら転売しようと気楽に入札。無事程度のいいものを入手できた。

my_pdas.jpg

※左からDELL Axim X50v、SONY Clie PEG-TH55、DELL Axim X30i

 

手元に届いたブツは悪くなかった。手に持った感じはちょうどSony TJ25を使って不満を感じたところでTH55を無理して買ってしまった、あのときの感触に似ている。思っていたより小ぶりなボディは大きすぎず、角が丸めてあるためやさしく手のひらにフィットする。そして適度な重さ。カラーリングはいまいちチープな気もするけど、後でなんとかしよう。

それからはあちらこちらのファンサイトをググってはノウハウを集めていった。そしてついにゴニョゴニョ決行...要するにアップデート用ROMイメージをDellの米サイトなどから入手し、ちょっとしたマジックで日本語版のデバイスに適用するとWM5化もできてしまう。探せばWM6化も可能とのこと。

 

・元は日本語版2003SE

・英語版アップデートROMを日本語版と見せかけて適用

・英語版になったところでWM5のアップデートをかける

・必要であればWM6へ

 

という具合で、要するに日本語版では適用できないはずの英語版ROMイメージを騙してやるわけだ。最終的に英語版になってしまうため、メニューやダイアログが英語になってしまうが、大した問題ではない。どうせもうメーカー保証どころかサポートも終了しているので、完全に動作しなくならない限り私的にはダイジョウブ。

そう、失敗するとただのガラクタになってしまう。幸い試行錯誤を繰り返した猛者たちの熱いレポートがあちこちにあったので、それは回避できた。

 

さて、英語版になった後は日本語環境を整えてやる。これも英語版デバイスを発売と同時に日本へ持ち込んでは日本語化するという人たちが手取り足取り教えてくれるので簡単。感謝感謝!まあ物足りないという気がしないでもないのだが...

昔、東芝リブレットというミニノートPCが流行ったことがある。みんな自腹で試行錯誤を繰り返しては旧ニフティサーブの掲示板で成果を報告しあっていた。

私もインテルからCPUのピン配列図を取り寄せ、自分で半田付けしてCPUの交換とクロックアップによる高速化を実験していたことがある。無事成功したもののあんなこと思い出すだけでももうたくさんだと思う。

もちろんそれも失敗した人たちの報告を参考にトライした結果なわけだが、尊敬と感謝の思いで「人柱」と呼んでいた。今では失敗した人が自分で言っているみたいけど、それは違うと思う。

 

なんだっけ。そうそう、英語版にはSIPと呼ばれるテキスト入力メソッドが何種類かある。これらは日本語版とは大きく違っており、特に「Block Recognizer」と呼ばれるものは日本語版にはない。

これ、実はGraffitiのエミュレーションらしいんだよ。ていうかそのまんま。使ってみたらスイスイ入力できた。なんで日本語版にないんだーーーー!!!もったいないな。

さらに日本語入力環境としてAskalさんの"IME_31J"などをインストールすると、日本語版と同じような手書き入力などが追加される。これで日本語入力はバッチリできるようになった。

一部yの書きかたが違うとか微妙なところはあるし、VGA画面のわりに広い入力エリアと対照的に小さすぎるボタン類のアンバランスがイマイチだけど、これは気に入った。今のWindows Mobile携帯に搭載されてたらPalm/Clieユーザーが泣いて喜ぶぜ、きっと。

ところが、そう簡単にはいかないことが...先ほどの Block Recognizer と日本語変換を併用できないみたいなのだ。ただアルファベットが入力されるだけ。なんかの拍子に日本語になることがあり、一度手書き呼び出して、それから Block Recognizer に変えると日本語になることまではわかった。なんかツールがあるみたいなので時間のあるときにでもじっくり考えたいと思う。

 

まだ使い始めて3日ほどだが、持った感じはなかなか良く感じるようになった。これで以前からのデバイスは処分できそうだ、ということでX30やW-ZERO3、Motorola M1000とかも写真を撮って荷造りした。もちろんオクへ出すわけだけど。

 

何度も言うが、現在PDAと呼ばれるものを出しているメーカーはほんとに少なくなった。HPとかMITACぐらいじゃなかろうか。他にマイナーな(アングラな?)メーカーが細々と出しているようだが、大手メーカーはみんな撤退してしまった。DELLもやめてしまった。SONYもやめてしまった。

こんな便利なもの、なんでやめてしまうんだーーと声を大にして言いたい。

 

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