長年使ってきたPalm機をあきらめ、しぶしぶ乗り換えたPocketPC機。このDELL AXIM X50vはオクで入手後早々にWM5化し、なんとか使ってきたのだが、どうにももっさり感が我慢できなくなった。
そんなある日、突然メモリエラーを起こしてイチから環境設定せざるを得なくなってしまった。バックアップはあるのだが、この際やってみたれ!とばかりにWM6化に踏み切ることにした。
元に戻すのが大変だとかの書き込みもあったので躊躇していたのだが、そこは新しもん好きの私としては避けて通れない関門だった。ということでROMイメージとか用意してあったものを使ってサックリとアップデート。
FAT32フォーマットのSDメモリにイメージファイルとCRCファイルを保存し、アップデートモードでリセット。今回はMaglite氏の"WM50_K_A02_X50v_WM60_EN.nb0"を使用。アップデートモードはワイヤレスボタンと電源ボタンを押しながら、ポチッと一瞬リセットボタンを押す。
うまくやらないとただのリセットになるのと、書き換えに失敗すると文鎮と化す恐れがあるので覚悟してやること。失敗しても泣かない。人のせいにしない...私も責任は取れません。
複数のイメージが入っておれば選択的にロードできるので、A01とかも試してみたが代わり映えないようなのでA02で行くことにした。なぜに英語版かといえば英語版ぐらいしか入手できないのと、英語版でないと「Block Recognizer」が使えないからだ。
英語版なので日本語表示と日本語入力はAsukal氏の「Let's Japan No.6」および「IME 31J」、あとはEnable_IME_2.zipとかreloadnls.exeとかを使用させていただいた。これらはWM6でも有効。
1. Let's Japan No.6をインストール、リセット
2. IME_31J_Fをインストール、ただしリセットしないこと
3. Enable_IME_2をインストール
4. スタートアップにreloadnls.exeを放り込んでおいてリセット
こうすることで日本語表示、日本語入力が可能になる。ただしBlock RecognizerではIMEのオン/オフを切り替えられないため、英国だったじぃ氏のPQzIIをインストールした。後はWaku氏のWkTASKをインストールし、複数のアプリを起動した際の使い勝手を良くした。
Today画面はrotlaus-softwareのrlTodayだけにしてある。デフォルトのアイコンがVGAサイズになったセットを使用し、小アイコンはすべてアプリケーション起動用。これでようやくCLIE TH55を使い倒していた頃のPDAとしての機能は揃った...かな?
ソフトウェア作者のみなさんに心から感謝。