上海問屋をよく利用している。
日本橋の電気街まで電車で行けば30分程度なのだが、電車代往復960円+駐輪場150円はバカにならないし、通勤経路でもないのでわざわざ出かけて行くのも面倒だったりする。メール便で送れるぐらいのものならだんぜん通販の方が安いというわけ。
掘り出し物を見つける楽しみは最近少なくなってきて、どの店も同じようなものばっかりだし、値段も大して違わない。ところがこの上海問屋はどこから見つけてきたのか?みたいなレアグッズを時々入荷する。
DMメールはほとんどタイトルすら読まずに捨てることが多いのだが、ここからのはとっておいてゆっくり読む。だんだんメモリカードの価格が下がってきているので、ついうれしくなって買ってしまうこともあるのは以前にも書いたとおり...
今回買ったのは1,999円で売っていたトランセンドのSDカード、4GBを2枚。あれ?と思われた方はスルドイ。一般的なSDカードの規格では上限が2GBとなっていたはず。通常FAT16でフォーマットするが、これはFAT32でフォーマットされているのだ。
ちょっと昔のデジカメだとFAT32のSDカードをサポートしないものがあるらしく、機種によっては認識しないか、FATで再フォーマットした部分までしか使えないものもあるという。
うちで使っているノートPCやPDA、デジカメでは元々SDHC対応なためか全部使えた。ところがデジイチで使ったときに連射が激遅なことに気がついた。書き込み速度が遅いということか?
早速Crystal Diskmarkでベンチを取ってみた。いろいろやってみた限り、カード単体の性能としてはランダム512K書き込みで2MB/secは出ているのでクラス2相当になるだろう。同じトランセンドの古いタイプで80倍速の1GBと大差なかった。
問題はメモリカードアダプタで、デジイチの場合SD-CFアダプタを介して取り付けるため、これが速度低下の原因になっていたようなのだ。他にもノートPCのSDカードスロットとUSB2.0のアダプタと比較してみたが、どちらもぜんぜん早く、なぜかUSBの方がリード・ライトともに早かった。
うーん、こうなると何に使おうか?またお得だけど使えないものが増えたような気が...