jack: 2007年6月アーカイブ

 

名古屋へ行ったついでに新幹線口前のビックカメラへ寄った。

 

何か目的があったわけでもないし、まあ行けば何かあるかな?ぐらいだったのだが...ヘッドホン売り場でかなりの数のモデルが試聴できるようになっていたので立ち寄ってみた。

密閉型の頭の上からかぶるタイプは、ちょっと大きなオーディオ売り場なら試聴できるようになっているものだが、ここはインナーイヤータイプ、カナル型ともいうタイプが試聴できるのだ。しかし音源がつながっているわけではなく、「ご自分のプレーヤーを接続してお聴きください」となっている。

 

これは理にかなっている!!というのも、メモリーオーディオとかMDプレーヤーとか、けっこう出力機器側にバラツキがあり、同じヘッドホンをつないでも期待した鳴りになってくれない場合があるからだ。

実際この間買ったELECOMのやつは、本来使おうと思っていたBluetoothレシーバーでは変な音になっていた。あるブログで見つけた、ちょっと高いけどすばらしいというv-moda vibeに買い換えようと思ったのだが、定価で1万6千円以上もするのを気安く買うわけにはいかない。

他にも3万いくらなんて製品があったのだが、気に入って欲しくなるといけないので止めた(笑)

ボーズのトライポートとかも比べたが、低音が出すぎというのも困る。vibeは中低域が出ているが全体としてくぐもったような感じ。うーん、イマイチ。

そんな中でオーディオの名門JBLの製品を見つけた。ハーマンだったっけ、macのタコみたいな透明スピーカーとかやってたとこだと思う。ちょっと古いモデルらしく、1万円を切っていた。物欲リミッター解除!!

 

 

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帰りの新幹線でパッケージを開けてさっそく使ってみた。うん、「ちょうどいい音」だ。ドンシャリでもポコポコでもない、なんていうんだろ、割と素直な広がりのある音。文句なし。

 

パッケージを開けるまで気が付かなかったが(気づけよ)、このヘッドホンは「おまけ」が豪華だった。キャリングポーチつき、みたいな絵があったように思ったが、実はJBLのロゴ入りソフトシェルケースだった。他の付属品が全部収納できる。その分でかいけど。

他には耳にひっかけるタイプにするための柔らかい樹脂製のフック。聴診器みたいなアームバンドタイプにするための折りたたみ可能なアーム。イヤーパッド3種類+ソフトパッド。変換プラグ。飛行機用変換プラグ。どれもがちゃんとした作りになっていて安っぽさがない。

 

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コードは布にくるまれたタイプで変な折れ癖がつきにくいもの。付け根の部分は余裕を持たせてあるので、折れ曲がった際に芯線が切れるようなことは起こりにくいだろう。そもそもヘッドホンを買う気になったのは、ソニーのお気に入りが断線したからだ。

ソニーのは細い樹脂コートのコードで、しなやかなのだがプラグの付け根で断線してしまった。グニグニやってると聞こえたりするので断線でなくショートかもしれない。

 

 

あちらこちらの書き込みを見てると、こういうものの音質の好みって個人差が激しいように思う。ある人がいいと書いてたからって、自分の使い方でいい音になるとは限らないし、聴く音楽のジャンルにもよるだろう。ボリュームを落とすとだめ、なんてのもある。

私的にはこのJBL reference220をお勧めするが、絶対的にいいというわけではないのでご注意を。

 

 

忙しいときに何をやってんだか...

 

我が家の猫3匹兄弟の末娘、ミーちゃんが肉球をケガしていた。どうやら網戸を開けてベランダからお出かけしたらしいのだが、運悪く近所をナワバリにしているドラにからまれてしまったようだ。すごい勢いで駆け込んできたかと思ったら、しばらく窓のほうを睨んでフーフー言っていた。

 

前回の網戸ロックは妻の実家向けだった。出張前で忙しいのだがこれ以上ケガさせるわけにもいかないし、また図面ナシで急いで作った。前回の反省点を生かしてこんどはぴったりに作った。

さすがに夜9時を回ってフライス盤を使うのはどうかとも思ったが、そこはお座敷ファクトリー、低騒音なのがとりえだってことで黙認。回転数を落とすことで洗濯機より静かになった(といっても十分うるさいが)

 

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取り付けた状態はご覧の通り。アームを出し入れするだけで強力にロックできる。防犯にも役立つ。泥棒が網戸の網を破らなければ、だが。

効果はてきめん、外出できずにうらめしそうな顔をしながら廊下のあちらこちらでゴロゴロしているのは見るに忍びないが、ケガしたりするよりはいいだろ。

 

本当に商品化しようかな、と思ったりする。

 

Acronis Disk Director というソフトがある。

ハードディスクのクローニングだとかパーテーションまわりの操作をするシステム管理用ツールなのだが、昔からこういったツールはよく使うほうだった。

古くはPC-9801あたりで、ノート用のハードディスクを大きいものに入れ替えるとか、圧縮して容量を増やすとか、DiskXだったっけ?とかノートンとか、そんなのをよく使っていた。

昔は単純にコピーするだけでDOS環境やWindowsが起動してくれたので全然楽だったのだが、WindowsNTあたりからけっこう面倒な作業になってきていた。それでどうしても専門のツールが必要になってくる。

前職ではSEみたいなこともやっていたので、いろいろなメーカーのものを比べたり、トライアル版で操作してはまったり(笑)とかなりの経験を積んだ。

XPでこのへんの仕組みが変わり、ツールも新しいバージョンが必要となった。たまたま違うメーカーのものを買って不便な思いをしたので、Vistaに切り替わったのを機会に使い慣れたソフトの最新版を自腹で買った。 

 

Acronis True Image と 同 Disk Director のそれぞれバージョン10だ。True Image 10 Homeは確かにVista対応を謳っていたが、ここに落とし穴があった。Disk Director Suiteはアップデートパッチを当てる必要があったのだった。

なにげにOSセレクターを使おうと思ったのが発端だが、説明も読まずにいきなりインストールしたのが失敗だった。

昔はこういう失敗を乗り越えるのも修行のうち、と地雷原に飛び込んでいくようなことは日常茶飯事だったのだ。仕事を変わったいま、そんな危ないことをする必要もなかったのに...

 

「起動できないからディスクを取り出せ」って、ハードディスクは取り出せない。んー、ちょっと困ったことになったかな、程度に思いながらVistaのDVDを入れて再起動。あれ、回復コンソールが...

Vistaでは単なるコマンドプロンプトになっていた。しかもコマンドが変わっているらしく、XP時代に使っていたリファレンスブックは全く役に立たなかった。

 

しかし一休さんのごとく、慌てない、慌てない、とサブ用のノートでググって見る。まずはプロトンのHPで何が抜けていたのか確認。続いてサポートサイトでこんなときにどうすりゃいいのか確認...

Vistaではブートレコードを修復するのも、ブートローダー設定のboot.iniを変更するのもすべてコマンドで行う。以下は修復の記録。(備忘録)

 

1) まずVistaのDVDで起動、コマンドプロンプトを呼び出す。

2) cドライブの\windows\system32へ移動、bootrec.exeコマンドでMBRを修復。
     >  bootrec /fixmbr
     >  bootrec /fixboot

3) 他に必要ならパーテーションをアクティブにする。diskpart.exeコマンドを使用。

 

他にもVistaのDVDにあるbootディレクトリのbootsect.exeコマンドでブートレコードを修復する方法もある。これだけではだめだったけど。

    >  bootsect /nt60 c:

bcdedit.exeはこの場合関係ないみたいだった。その他、修復メニューは修復できないどころか事態を悪化させる場合があるらしい、などなど。 

 

まあそういうことで何とか再起動できるようになった。

そしてDisk Director Suiteアップデート版をインストールしようとしたが、アンインストールしないとだめだった。しょうがないのでアンインストール。あれ?OSセレクターも自動的にアンインストール?ってもしや元に戻すってことか...?

予感は的中。アンインストールによって、そのバージョンで対応していないVistaのブートセクタを元に戻してくれた...つぶれた状態にだけれど。

 

そして2度目の復旧作業を終え、「さっきはどうやったんだっけ?」という手順が追加されたことを教訓に自分で記録を残すのであった。どうやら復旧策はいくつかあるらしいのだが、どれが有効かはケースバイケースらしいので...

 

 

 

あかん、動かへん (ーー;)

 

Beta3リリースを機会に試してみたのだが、このロリポップのサーバーではだめみたい。SQLite1.11以上が必要となっているが、どうもそれ以前のものらしい。MySQLも登録してあったのにうまく動作しないみたいで、こちらは設定ミスの可能性も。詳細は現在調査中。

いったんインストールしたけどバックアップから3.35に戻して今回はおしまい。

 

mt335_s.jpg

※3.35のシステム管理画面-シンプルだがいまいち使い勝手がどうもねえ

 

mt40b3_s.jpg

※4.0Beta3のシステム管理画面「ダッシュボード」-なんかすごそうな予感&慣れるまで大変そう

 

いろいろ使い勝手が向上して、WordPressに奪われたシェアを取り戻せるのでは、なんて言われているが...もうちょっと様子見ようかな。問題はロリポの対応だが。

 

別のブログでここに書くと宣言していたのだが、ちょっとしたためらいもありYouTube関連ツールについてはまだ書いていなかった。最近ちょっと状況が変わっているようなので日本語版スタート記念としてここに紹介する。

 

YouTubeの何が面倒だといって、オンライン視聴前提で作られているものをあえて手元に取り込むための手順が複雑だということ。ファイルのありかを長いURLから取り出さないといけないし、そもそもファイルをローカルにコピーしてもファイル形式がFlashビデオ(拡張子.flv)なのでWindows標準のメディアプレーヤーでは見れない。

ちょっと前まではさまざまな「ダウンローダー」と呼ばれるツールがリンクを解析してFLVファイルをダウンロードする手伝いをしてくれた。それをFLVプレーヤーで見るか、コンバータで他のビデオ形式に変換するというのが一番わかりやすい方法だった。ちょっと手間がかかるけど。

あるいはビデオダウンロードサイトというサービスがあり、URLを貼り付けるとmpegファイルなどに形式変換までやってくれる。 こちらは待ち時間が長いことがあるので、いくつかダウンロードしたいファイルがあるときなどは結構な手間となる。

 

今回あらためて探ってみると、「Craving Explorer」というソフトを見つけた。まだアルファ版ということで完成度はいまひとつといった感じだが、使い勝手は良さそうである。

 

craving_explorer.jpg
※プレビュー画面の上に変換する形式ごとにリンクが追加される 

 

画面のようにブラウザが組み込まれているのが特徴だ。一番上のツールバーと真ん中のブラウザ画面はIEのエンジンを使っている様子。使い方は至って簡単で、URLが分かっている場合は直接入れるか、IEのお気に入りに登録しておくとそのままリンクメニューとして出てくる。あるいは動画サイトでキーワード検索をかける要領でリストとして表示させてその中から見たいものを選ぶ。

見たいものをブラウザ画面で表示する。と、プレビュー画像の周りに各画像形式ごとのリンクが追加される。それをクリックすると一番下のスケジュール画面にダウンロード状況が表示される。

検索して表示、リンクをクリックして保存。これだけ。対応している形式はavi、mpg、flv。音声だけをwavやmp3で保存することも可能。

 

 

くれぐれも注意して欲しいのは、こういった投稿動画の類いは著作権を侵害しているケースが多いということ。自分で演奏している様子とかを投稿するのは自由なのだが、テレビ放送を録画したものとか市販のDVDとかからコピーしたものはアウト。最近ではどんどん削除されているそうなのでそれは結構なことだ。

個人で撮ったようなものでも、今度は撮った人に著作権があり、それを第三者が勝手にどうこうすることはできないという点。視聴は自由だが、それを加工するとか二次利用してはいけない(と思うんだが...)


こういったツールは個人として使うための利便性を提供するものであって、著作権侵害を幇助するものではない。結局は使う人次第なわけだけど、うまく使ってほしいものだ、ということでおしまい。

 

 

 

 

暑く、じめじめした季節になってきた。エアコンをつけると冷えるので、やっぱ網戸かな、と思う。

 

ところが今年は3匹の猫たちが1才の誕生日をすぎて立派な体つきになり、加えて知恵も働くようになったのでいろいろと悪さをするようになった。

ちょっと目を離すとドアや窓の隙間から脱走を図る。重いふすまでさえ開けてしまうのだから、軽い網戸を開けるなんて朝飯まえ。

洗濯物を干しにベランダへ上がると、手すりの上であくびしながら「にゃあ」とか。落ちるぞ~

 

そんなご家庭にコレ!というのがサッシ用防犯ロック。ところがロックしたり外したりが結構面倒なのだ。特にうちの場合窓を開けた状態で少し奥まったところに付けることになるので、ますます操作しづらい。

しょうがないので「お座敷ファクトリー」にてアルミ材を削り、網戸用ロックを自作した。プロトタイプということでいきおいで(笑)作ったため無駄があり、しっかりと留まったかのように見えて何かの拍子で外れてしまうようだった。その日のうちに一番小柄なメスのミーちゃんに突破されてしまった。

 

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※2cmほど奥まっている。レバーを軽く上げると開くのがアダとなった。
 

 

次はどうしよう、と思っていたら妻の実家からやはり猫が逃げるのでロックを買ってきてくれないかとの電話があった。構想5分、製作2時間で作ったのがコレ。

 

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※ホームセンターで売っているアルミの角材を削ったもの
 
cat_lock02.jpg
 ※組み立てた状態、この後ネジ径を変更、ワッシャは樹脂にした
 

 

今度は網戸側に取り付け、レバーをずらすだけで確実にロックできる。ていうか人が開けようとしても無理。しかも枠にオフセットして取り付けるため開け閉めの邪魔にならない。前にサッシ用ロックをつけていたが開け閉めの際に当たって取れてしまったとのこと。

 

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※携帯で撮ったのでイマイチ写りが...
 

 

時間がなかったのでこれも図面なしでいきなり削って作ったのだが、次はちゃんと設計図を描いておこうと思う。需要はありそうなので特許取って製品化すれば儲かるかも、なんてメンドクサイって! 

 

 


とりあえず一週間、といっても一日おきなので実際には3回やったわけだが、やはりあちらこちらの筋肉が悲鳴を上げている。でもちょっと痛いかなー程度なのでなんとか続いている。

運動量としてはかなりあるんだろうと思う。1回30分強なのだが、配分がうまくできているのかあっという間に終わってしまう。ストレッチのような動きも組み込まれているので、終わってみると汗が吹き出している割にはきついという感じはしない。

今のところ体重も体脂肪率も大して変わっていないが、確実に減ってはいるみたいだ。三日坊主は乗り切ったし(笑)この調子なら4週間ぐらいは大丈夫かも...続きはまた。

 

 

ところでうわさには聞いていたのだがビリー隊長ことビリー・ブランクス氏が来日した。ワイドショーで朝から生出演とかやっていたらしいが、興味なかったので見逃した。要するにフィットネス界の新しいカリスマ、ということで注目されているみたいだ。

ネタとしてちらっと見た番組ではビデオなどの売り上げが、本数から推測して40億円とか言ってたけど...もっと人柄に触れて欲しかったな。若いころ空手のチャンピオンだったそうで、形をやっている20年前のビデオを流すのはいいんだが、「この頃はまだ髪があったんですね」だとォ!?

ちなみにビリーさんの左後ろのやたら動きのいい女性は、ビリーさんの娘さんだそうな。ふ~ん!

うわさの「ビリーズ・ブートキャンプ」を買いました(爆) 来週からブートキャンプ入隊です...

 あちらこちらのブログで入隊記録があがってます(あんなのこんなの)が、なかなかハードなようで、シップ薬を多めに用意したほうがいいかなあと思いつつ付属品とかながめてました。 今日からでないのはいろいろ忙しくって時間が取れなかったもので...しり込みしてるわけではないですよ!

 

今回私の買ったのは「エリート」といってブートキャンプの2006年版のものらしいです。TVの通販番組でしつこく流しているのは2005年版で、字幕が入っているものの内容はちょっと古く、エリートはいくつかの動作が見直しされているという話。 加えて付属品の「ビリーバンド」が改良されていて、重りをつけはずしできるようになっているとか。さらに2005年版よりディスク枚数が多くDVD8枚組みというボリューム!

まあメディア自体は中国製で、裏の工場でコピーしました、みたいなペナペナのケースだったり。字幕がないのにビリーさんがベラベラしゃべりまくるので、嫌でもリスニングの練習になったり。なぜかビリーさんの料理本がついてたり(ぉぃ)本家のTV通販も体験レポートを送ると5,000円のキャッシュバック、なんてやりだしたので価格の違いはあまりなくなってきたけど、あなたならどちらを選ぶだろうか?

 

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一昨年転職して、おうちでSOHOの自宅勤務ということで通勤時間ゼロ!と喜んでいた時期もあったが、最近は運動不足を何とかしないと、とあせっている。

とりあえず4週間のプランでがんばってみようと思う...結果は後ほど!

ギタースタンドにまつわるトラブルと発見 

日曜日に行ったライブでは、ギタリスト2人が2人ともギターをひっくり返していた。

ひとりはたまたまトイレへの動線上にギターを立てて休憩に入ったもので、トイレに行こうとした客が引っ掛けてぶっ倒した。ボディに傷が入ったようだった。

ふたり目はライブが終わってひと安心したのだろうか、コードを引っ掛けてエフェクターボードの上にぶっ倒してしまった。弦が切れるほどだったのであるいは指板が逝ったかも知れない。

そして月曜のコンサートでは、伝説的なフォークシンガー、小坂 忠さんが見慣れないスタンドにギターを立てていた。ULTIMATE?あれ、キーボードスタンドのメーカーの?知らんかったなあ。 ...

 

ということで家に帰ってすぐググってみた。それはGS-100というモデルのようだった。ほかにもいろいろなタイプがあるみたいだが、床置き型は今使っているものと同じで、オベーションとかアダマスみたいなラウンドバックボディには向かない。吊り下げ型で安定性のあるものがいいと思う。

行きつけの楽器店では見たことなかったのだが、ちゃんと通販店でも扱っているし、思ったより安い。調べているうちにハーキュレス(HERCULES)というメーカーのもなかなかよさげだったので、アルティメイトGS-100とハーキュレスGS414Bに絞り込んだ。

いろいろ値段とか条件を比較してみると、どちらもオクにも出ていたが通販で普通に売っているのと変わらないので通販にした。大分の大石楽器店といってけっこういろいろな品物を扱っている。しかも値段は他店より安いし、何より送料が安い。大阪の店で1,050円別にかかるのに大分からだと送料込みってどうよ?

試しに両方を注文してみたら、ハーキュレスの方は画面上には在庫切れになっていたにもかかわらず1本だけあったのですぐに送るとのこと。注文入れたその日のうちに発送してくれたので翌日には届いた。やるなあ!

 

アルティメイトVSハーキュレス 

さて、両者を比較してみた。箱は見ての通りかなり大きさが違う。これはアルティメイトが完全に折りたためるのに対して、ハーキュレスはホルダー部分が曲がっていてかさばるためだ。またこちらの方が全体的に骨太なせいもある。その分しっかりした印象だ。アルティメイトは携帯用、ハーキュレスは置きっぱなし用にしよう。

 

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問題のラウンドバックボディ、アダマスIIをセットしてみた。 アルティメイトはU字ではなくVに近い長めのフォークでヘッドを優しくくわえ込む、といった具合でホールドする。足はスポンジでガードしてあるため、広がった2本の前足の間にボディの裏がぴたっとはまる。こういうのが欲しかったのだ!

 
ultimate01.jpg

 

足は赤いダイヤルを回すとロックされる仕組みだ。知らない人が無理やり足をたたもうとして壊す、というパターンか?ありそうだなあ...

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足の広がり具合の割にはけっこう安定感があるのでまず倒れないだろう。ただスタンド自体がかなり軽いので、ギターの重みで支えないとスタンドだけでは倒れるかも知れない。

 

 

続いてハーキュレス。こちらもホルダー部分は共通で何タイプかあるのだが、前足の間にボディの裏がはまり込むのは同じ具合だ。決定的に違うのはホルダー部分。「Auto Grab System」という特許機構により、ギターの重みでロック用のつめが開いたり閉じたりするのだ!これ気に入った!!

hercules01.jpg

 

 

一般的な吊り下げ型スタンドではどうしてもロックなしではホルダーから落ちるような気がするのだが、あのゴムバンドをいちいちつけ外しする気にはなれなかった。それでフロア型というか背の低いタイプを最初に買ったのだが、やっぱり何か固定する機構がないとダメなのだ。シールドをつないだまま置けなかったりするし。

hercules_ags.jpg

 

しばらく悦に入ってカチャカチャやっていたがそのうち壊れるんだろうな、やっぱり。

だんだん面白くなってきたので、さっそくバージョンアップしてみた。v1.1になった。

普通は0以下のマイナーバージョンで0.9とかでテストし、仕様が固まったら正式リリースとかやるみたいだけど...遊びと学習を兼ねてやっていることなのでフリーソフト作家になろうというわけではないし。そのうちバージョン1.999とかなるかも(笑)

 

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きりのいいところで1画面に10個ずつのボタンを配置。タブでメニュー画面を増やし、右クリックでコンテクストメニューを出して設定画面を呼び出すようにした。今のところタブ2,3の中身は空白。各ボタンに同じことを書きゃいいので後回しにする。

 

問題は設定画面をどうやって呼び出すか。サブウィンドウが開くタイプだと、サブウィンドウがほかのアプリの下になったりして面倒か。かといってコンパクトな画面内に設定項目欄を並べるのは無理。 そこで「設定を開く」メニューでウィンドウサイズを変えるようにしてみた。

普段は最小サイズに固定なのだが、メニューをクリックすることで最大サイズにし、広がった領域にタイトル欄とファイルパス欄、開くボタンが並ぶようにしてみた。 まあ作る人によってはサブウィンドウの方がいいとか、いろいろ流儀があるんだろうけど。なんせ初めて作るのでなりふり構わずってことで。

 

「設定を閉じる」メニューかボタンをクリックすると、元のサイズに戻る。せっかくだから設定画面には世界時計を表示名、時差で変更できるようにした。たまにボスがインドとかアメリカとか違うところへ出かける場合もあるので...

次はリストボックスから都市名を選ぶと自動的に時差が設定されるように、とかサマータイムは自動的に適用されるように、とかアイディアは尽きない。プログラミングはこの過程が面白いんだ。デバッグは頭を抱えることが多いけど。

 

 

今日のお題は「VisualBasic2005」ってことで。

Microsoftが現在販売している開発言語のうち、いくつかの古い?バージョンが無償で提供されている。正確には「VisualStudio 2005 Express Edition」になるのだが、たかだか1年ちょっと前の製品なので、十分に使えると思われる。

 

 

むかーし(まただ)、N88-BASICとかFM-BASICとか、MSX-BASICなんてのもやったっけ。これらはコマンドラインから使うものだったので、テキストの入出力と計算処理がメインで、グラフィック機能はおまけ程度だった。

ところがVisualBasicでは「フォーム」、そしてオブジェクトだのクラスだのと新しい概念が次々と取り入れられ、その高額なことも相まってなかなか手が出なくなってしまった。

実はPC-9801の末期あたり、仕事でTURBO-Cも使っていたのだが、Windows3.1に乗り換えたあたりで出番がなくなっていた。その後Borland C++ Builderを自腹で買ったが、趣味で使うわけでもなく結局使わなかった。

仕事ではUNIXワークステーション、それもCADがらみのものでHP-UXとかSGIのとか、Linuxとはまた違った世界でperlやsedスクリプトを使うようになっていった。

 

 

ところが最近になって、また何かやりたくなり、そこでこのVisualBasic2005に目をつけたという次第。今回は本に頼らず、主にネットの書き込みとオンラインヘルプを参考にした。

調べ物に数時間かかったが、初めて使ったにしては何とか思ったようなものができた。単なるプログラムランチャーなのだが、XLSファイルやPDFファイルなど仕事中にパッと呼び出すだけの話。

ショートカットはデスクトップじゅうに散らばるので嫌いだし、いちいち開いたアプリケーションを閉じずに呼び出せるメニューが欲しかった。

Vectorなんかで探せば山ほどあるだろうが、そこは自分の思ったデザインにしたかったので...メインウィンドウを小さくデザインしたので、設定メニュー画面の項目が増やせなくなった。やはり別ウィンドウにしたほうが良かったか? しょうがないのでボタン画面の余ったスペースに世界時計をつけてみた。

ドイツの時間をにらんで仕事しているので、時間はドイツ固定。いずれは設定変更できるようにしようと思う。メニュー数もとりあえず7つだけだが、サブメニューとか階層化してもいいと思う。

 

 

easymenu_s.jpg

 

 ※タブコントロールでやる必要もないのだけど、メニューバーなしにしてみただけ

 

 

Excel VBAなんかと似てはいるけど結構流儀が違ったりしてそれなりに大変だった。

まあ、またひとつ、老後の時間つぶしが増えたってことで(笑)

 

なぜかギターネタが続く。

 

例によって近所のコンビニへ行ってきた。お気に入りの「カルビー 堅あげポテト ブラックペッパー」を買うためである。

 たまに食玩を見つけても、見るだけで買うことはしない。しない...はずだった。以前サンダーバードがリバイバルヒットしたときに、モグラタンクばっかり6つもひいて懲りた(笑)

 

ところが今日見つけたのはエフトイズ・コンフェクト(って知らんがな、大阪の会社だって?)の「フェンダー・ギター・コレクション」全3モデル8バージョンだ。高校時代ギター好きでストラト命!だった私にとっては見逃すことは許されなかった。

でもね...中身も見ないで箱買いするほどでもないのでとりあえず一個購入。

 

あたりだ!見事ストラトをゲット。

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※組み立てるのはスタンドとノブなど。スタンドの作りがまた秀逸。おまけの(逆?)ガムが1個。

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※そのまま楽器店のショーウィンドウにありそうな感じ。

 

 1/8サイズということでナリは小さいのだが、けっこうこまごましたところまでちゃんと作ってある。塗装も丁寧だし、なんといっても全体と細部のバランスがいい。

そして驚いたことに、ちゃんと弦が張ってある!(って箱に書いてるし)

もちろん同じ太さのテグスではあるが、ネックに線が描いてあるだけのものとは違うのだ。立体感がある。

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※トレモロアームの長さは20mmほど。全長でも120mm。

 

翌日速攻で残りを買いに走った。「残り」といっても残りの2モデルだから2個だけなんだが。

 

またまたあたりだ!全3モデルゲット。今回はおしまい。ぷしゅう~(熱の冷める音)

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※右からストラトキャスター57年、テレキャスター52年、ジャズベース75年。

...ということで3モデル並べて記念撮影。バックをちゃんとすると本物みたいだ。すげー。食玩恐るべし。フェンダー社の歴史も書いてあって勉強にもなるし、これはお買い得だ!

 

ところで、本題は実はこっちだ。 

高校時代、バンドがはやっていた。中学ではフォークギターでかぐや姫とか四畳半フォーク中心だったのと対照的に、ツェッペリンとかディープパープルとか、キッスとか(あれ?)

友人たちは「本物の」レスポールとか持ってて(ほとんど医者の息子)、なかなか仲間には入れなかった。自分のは自作ギター、つまり「木から削って作った」ギター(のような形をした物体)だったのだ。

 

父は電力会社に勤務していて、電線を巻いてあった木のリール?をバラした木材をもらってきたことがあった。それを削って、ボンドで貼り合わせ、ジャンクパーツを寄せ集めてとりあえずギターにした。

いちおうブライアン・メイの伝説(暖炉の木でギターを作った)は知っていたので、フレットまで針金を接着して作っていた。が、所詮はベニヤかなんかのスカスカな木だったので彼らにかなうことはなかったのだった。テンションロッドも入ってないし。

 

そんな私が、お年玉かき集めて買ったのがトーカイのストラトモデルだった。57年あたりのモデルをベースにしたものだったと思う。ちょうどこのストラトのモデルと同じなんだ。

プラモ作りとペイント技術は結構な腕だったので、雑誌のロゴを見ながら手で描き込んだ。そのギターは今も自室にある...ジミヘンは知らないんだがクラプトンとかチャーとかに憧れてた青年時代の思い出だ。

 

ああ、あの日に帰りたい。(またかいな)

 

ちょっと久しぶりのギターネタだ。

 

エリクサー弦のその後

この間アダマスIIの弦をエリクサーに張り替えたことを書いた。実はあれはちょっと固めの弦で、テンションが強すぎたのか弾きにくくってしょうがなかった。 仕方なく大阪市内の楽器店へ。

ところが、というかやっぱり、というかあんまり置いてないんだ、12弦用のセットって。 一本ずつチョイスすることも考えてあっちこっちのメーカー品の太さを調べたりもしていたんだが...バラ弦だとヤマハかアーニーボールぐらいか。あれ?アーニーボールの12弦用セットがあるやん。

ということで ErnieBall Slinky Accoustic CUSTOM GAUGE を1セット購入。税込800円。安っ!

 

せっかくのエリクサー弦、もったいないので慎重に伸ばしてはずす。そしてアーニーボール弦に張り替えた。なんか気のせいかシャリシャリした感じがいかにも12弦らしい。エリクサー弦だともうちょっとこもったような、というか艶があるというか。

12秒考えた後、はずしたエリクサー弦で6弦のオベーション・セレブリティを張り替えることにした。こっちは逆に6弦用としては細くなるので、響きが弱くなるもののがぜん弾きやすくなった。なんせたまにしか弾かないから指先の皮がすっかり柔らかくなってしまっているもんで。

 

ついでにロッド調整を、しかし

弦を変えたついでにアダマスIIを点検。弦のせいかネックが逆ぞり気味だったのでロッドを調整。あれ?こいつのロッド調整ってどーだっけ?と付属のオーナーズマニュアルを見る。

げー、全部インチ表示だ...あ、ロッドは本体裏のハッチを開けてやんのね。「カーマンバー」って言うんだ。ふーん。

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※「アクセスドア」を開けたところ。

ところでレンチは?型番だけ?注文しろってか...ヤフオクにあるけど終わってるし。しょうがない、見当つけて適当に買ってくるか。

 

本体付属のオーナーズマニュアルには「3/16"のスチールテンションロッド」と書いてあったので、たぶんこれくらいだろうと3/16インチの六角レンチを近所のホームセンターで1本購入。帰って当ててみるとピッタシ!

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※ドイツのマール社製ノギスでは細目と出た。3/16インチ=0.1875インチ=4.7625mmだ!

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※アダマスII内部。こんなになってたりする。

ところがカーマンバーは硬くてびくともしない。オンラインマニュアルにも「カーマンバー調整は超センシティブ」と書いてあったので、無理をするのはやめた...ちゃんとした楽器店でメンテしてもらおうっと。買ったところが一番ってか。

 

かくしてオベーションもアダマスも弦が新しくなってキャラが変わった(変わってしまった...) 実はオベーションのウクレレもあるんだが、こいつは以前ハイテンション弦を張ったら音痴になってしまった。ナットを削って弦高を下げることで解消したのだが、たかが弦、されど弦。難しい...

 

昨日はFlashに悩んでいた。といってもこのトシでFlash職人になろうというわけではない。

仕事で会社のホームページを全面的に作り直しているのだが、この際だからFlashでバナーでも入れてみようとだいぶ前に買ったFalshMaker3をひっぱり出してみたのだ。 

 

flashmaker.jpg
※サンプルについていたゲームを編集中の画面。サンプルがダサいとの評あり。 

 

いまひとつ必要性がなかったので、買っては見たものの使い方が分からないまま放置してあったもの。覚えてしまえば何てことないのだろうけど、結局「このようにしたい」という目標がないままやろうとしても、こういったソフトは挫折しやすいということ。

今回は何とかしてココを埋めたいという動機があったので、 それに見合ったデザインを考えてラフケッチを脳内で描いてみた。手で描くのは面倒だったので...(ズボラも挫折する要因なのだが)

必要なグラフィックを集め、いざ新規作成...やっぱりわからない。orz

仕方ないので本屋へ走るか図書館へ行くか3秒迷った後、とりあえずググってみた。

 

結構ファンサイトはあるのだが、具体的な作り方に触れたものは少ない。それでも見よう見まねでいじっているうちにコツがつかめてきたので気を取り直して新規作成。

1時間ほどで思っていたほどのものが出来上がった。なんだ、覚えてしまえば簡単やんか。(^^)v

 

もちろんお約束の七転八倒もあった。(-_-;)

第1にフォントの問題。

現在私のPCには標準のフォントのほかにMicrosoft OfficeやAdobe CS2、筆まめとかについてくるものがたくさん入っている。一部のフォントでは文字の配列が崩れてしまい、まともな表示にならない。試行錯誤の結果、Vista名物「メイリオ」フォントが見栄えもよく問題なく表示されるのでこれに決定。

 

第2にブラウザがswfファイルを表示できない問題。

実はIE7はswfファイルがURLリンクにあると、直接実行してくれない。いちいちクリックしないと表示すらしないという問題があった。セキュリティ上の改善点なんだそうだが、意図した通りに動かないページは使えない。これは外部javascriptファイルを用意し、そこに書いておくことで回避できるらしい。

私がメインで使っているブラウザはFireFox2だ。IEでないと動かないページもあるので予備にIE7を使っている。Operaは広告がうざいので使わなくなった。GreenBrowserもある時期使っていたが不安定だったのでFireFoxが出たあたりから使わなくなっていた。

仕事で見せるページは動作確認しなくちゃいけないので、Vista上のIE7とは別にWinXP上のIE6、MacOSX上のSafariでもテストする予定。IE7とFireFox2でもけっこう違ったりするので、どれでも完璧に見えるページって相当気を使わんとダメ。

 

 

さて、今回は備忘録を兼ねて外部javascriptでswfファイルを呼び出す方法について書き留めておく。

まず、htmlファイルのほうにはswfファイルを呼び出すEMBEDタグがあるはずだが、これの代わりにjsファイルを呼び出すように書いておく。jsファイルはlibディレクトリにある"swf_activate.js"とする。

<script type="text/JavaScript" src="./lib/swf_activate.js"> </script>

次にこのjsファイルを用意する。swfファイルのあるのはswfディレクトリにある"banner.swf"とする。

---( swf_activate.js )------------------------------
document.open();
document.writeln('<EMBED src="./swf/banner.swf" quality="high" bgcolor="#FFFFFF"; WIDTH="www" HEIGHT="hhh" NAME="banner" TYPE="application/x-shockwave-flash" />');
document.close();
---------------------------------------------------------

ここではまったのはjsファイルの中身は3行だということ。document.open,  document.writeln,  document.close で3行。あるところからコピペしたままやってみたら、改行してあったので動かなかった。 文中のsrcにはswfファイルを、WIDTHのwww、HEIGHTのhhhにはFlashの画面サイズを入れること。

 

だいたいいつもそうなのだが、こういうソフトって直感的に使えるかどうかがポイントだと思う。そういう意味では昔のアドビのソフトなんてMacの流儀をそのままWindowsに持ってきたみたいで使いづらかった。

ググっている過程で、本家Adobe FLASHやこのソフトの他にフリーソフトでswfファイルが作れるなんてのが思ったよりたくさん見つかった。時間があればいろいろ試してみたいと思う。

こんな風に作れればカッコいいんだけど、無理無理。

 

そんなに詳しくはないのだが、うまくいったので備忘録として残す。

 

シート1にはA列に商品名をピックアップしたリストがある。シート2にはすべての商品と在庫数の一覧がある。一覧表の範囲には"List1"という名前がつけてある。

このような条件で、いちいち数式を入力せずに、シート1の商品ごとにシート2の在庫数が表示されるようにしたい。

excelvba2.jpg

セルに数式を入れるだけなら、

= VLOOKUP(A2, シート2!List1, 2, FALSE)

でとりあえず結果は出る。

特注品とかList1に商品名がないとエラーになるので、もうちょっと足して

= IF ( ISNA ( VLOOKUP(A2, シート2!List1, 2, FALSE )), "", VLOOKUP(A2, シート2!List1, 2, FALSE))

とやればよい。範囲に名前をつけていなければ、"A15:C1200" とかいちいち入るのでけっこう式が長くなるので大変。かっこ抜かしそうだし。

 

 

ところがこのシート1は別のソフトから出力したテキストデータをインポートしてできるシートなもんだから、あらかじめ式を入れておくことができない。マクロで数式を入れる方法もあるのだが、やたら数式ばっかりというのもどうかと。

そこで今回はシート1の商品名に対して、ひとつずつシート2を検索して在庫数をシート1のセルに入れるということをVBAでやってみた。

 

結論から言えばポイントは2つ。ひとつはExcelのワークシート関数をVBAで使うにはどうするか。もうひとつはエラーがあった場合の処理をどうするか。

ワークシート関数をVBAで使う場合は、Application.WorksheetFunction.Vlookup()のように書けばよい。引数の使い方はほぼ同じだが、検索範囲の指定は注意が要る。こっちはすぐに分かった。

ところがエラーが発生した場合の処理、たとえばシート2に検索値が見つからなかった場合。これはうちの会社の場合、あるメーカー向けに特別な型番をつけた商品があり、それを探そうとするとエラーになる。

セルに数式を入れた場合、結果セルには"#N/A"と表示される。「結果なし」ってこと。0ではないところがうらめしい。そこでセルの場合はISNA関数を使って、#N/Aが返ってきたときの処理を入れるわけだ。

今回VBAではどうにもできなかった。というのはセルに式を入れる要領でいろいろやった結果、どうしてもエラーになった箇所で止まってしまうのだ。ISNAに渡らないのだ。

 

いろいろ探し回ってみたが、それらしいことを書いているサイトの通りにやって見てもダメ。ひどいのははっきり書かないで「そのぐらい自分で調べろ」みたいな言い方。ホントに知ってんのか?と思う。

あっちこっちの書き込みを参考に試してみた結果、どうやら「エラーで止まらないようにした上で、エラー番号で判断する」という方法が有効らしい。

 

以下の例では、シート1のA2から何行か商品名のコードが入っている。シート2の名前つき範囲"List1"の2列目に在庫数データがあるとする。マクロはシート1で実行すること。

 

 Sub 在庫数検索()

    Dim SerchName As String
    Dim SerchArea As Range
    Dim Results As Variant
    
    '初期設定
    Range("A2").Activate
    ItemCode = Range("A2").Value
    i = 0
    
    '検索範囲の設定(ポイント1)
    Set SerchArea =Worksheets("シート2").Range("List1")

    '商品コードが空になったら終わり
    Do Until ItemCode = ""
    
        'エラーになっても続行する(ポイント2-1)
       On Error Resume Next
        
        '商品コードに該当するデータを探し、Resultsに入れる
        ItemCode = ActiveCell.Offset(i, 0).Value
        Results =Application.WorksheetFunction.VLookup(ItemCode, SerchArea, 2, False)
        
        '該当するデータがないとエラーになるための処理、エラーなら空欄にする(ポイント2-2)
       If Err <> 0 Then Results = ""
        
        ActiveCell.Offset(i, 1) = Results

        i = i + 1
        
    Loop

End Sub

 

 

シート2も実は別のソフトから吐き出したタブ区切りデータをワークシートに取り込み、ソートしたりデータの種類ごとに分類して複数の範囲名をつけるようになっている。範囲名で指定すれば、行数が変わっても式は同じでいける。 

ポイントは検索範囲の指定方法(ポイント1)と、エラーが起きた場合の対処(ポイント2-1、2-2)だ。

 

正当な方法かどうかは自信がない。とりあえず走るのでOKというレベルだが、またひとつ経験値が上がったと言えるかも。別法があればご教示いただきたい。

 

 

 

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