「メモリーカードリーダー」でもいいのだが...JISの規定では最後の音引きは書かないことになってるらしい。コンピュータかコンピューターか、なんてこの際どっちだっていいんだけれど。
デジイチを買ってからコンパクトフラッシュを使うことになった。今までCFなんてめったに使う機械がなく、もとい機会がなく、古いニコンのデジカメとか、キャノンのデジカメとか(最近はデジタル一眼レフ=「デジイチ」に対してコンパクトデジタルカメラ、という意味で「コンデジ」というらしいが)でしか使うことはなかった。
その時代の2MBとか8MBとかのCFはもはや使い道がない。せいぜいで128MBが最大なので、WindowsMobile機(DELL AXIM 50v)に入れて拡張メモリとして使っているぐらい。
ところがデジイチでは以前からマイクロドライブが主流だったせいか、現行機種もほとんどがCFドライブ仕様のように思う。今度買ったソニーのα100もTypeIIのCFドライブを備える。メモステではないのだ。
今更CFカード買うのか?...ほとんどの機械、ノートPCもPDAもコンデジも、携帯に至るまで全部SDになっているってのに。もちろんフルサイズのSDだけでなく、携帯なんぞmicroSDオンリーだが全部アダプタをかませばmicroSDで使いまわせてしまう。
そのためここしばらくはmicroSDばっかり買っていた。上海問屋のDMを見ているとどんどん安くなってきているので、「今が買い!」と言われるとホイホイと買ってしまうし...だって安いんだもん。
そしてついこの間、class6 microSDHCの4GBが2,000円を割ったときに2枚買ってしまった。ノートPCは元々対応しているし、PDAもWindowsMobile6なので標準で対応。ところがデスクトップにつなげるための手持ちのカードリーダはことごとく非対応だったのだ。α100付属のMS-CFアダプタもmicroSD-MSアダプタ経由ではダメだった。
パニくった私はCF-SDアダプタを探した。結局これも上海問屋で見つけた。PhotoFastという聞き慣れないメーカー(なぜかこれは伸ばす)だがmicroSDHCにも対応して2,999円。速攻で注文ボタンを押したのだが、なぜか買い物かごには4GBのCF(これも1,999円)が2枚入っていた。
...保険ね。
さて実際にmicroSDHC + CF-SDアダプタで使用してみると、おお!ちゃんと使えるっぽい。上機嫌で仕事にテスト撮影にと撮りまくっていたのだがさすが4GBはRAWで撮ってもそうそういっぱいにはならなかった。
がっ!90枚強撮ったところで突然カードを認識しなくなってしまった...そのへんのくだりは本館で書いた通りなのだが、特殊な復旧ソフトでなんとかファイルを元に戻せたもののとても不安になってしまった。
で、結局CFカード4GBを使うとになったわけだが、買っておいてよかったー。
ところが今度は別の問題発生。手持ちのメモリカードリーダにCFスロットがない!ちょっと古いタイプにスロットのあるものがあったが、USB1.1だったり、やけに遅かったり。当然そんなやつではSDHCは読めないので別のカードリーダを持つことになり面倒だったのでまた買うことに...もはや泥沼。レンズとメモリでダブル泥沼だ。
天気もいいので久しぶりに日本橋へ。中古レンズ探しの旅もかねて数店ブラブラしてきた。結局じゃんぱらでPhotoFastのカードリーダ↓をゲット、1,980円なり。
※メモリースティックデュオとかマイクロSDとかCFとか、いっぺんに使え...あ、SD同時は無理
これは何がすごいかというと、
1. USBプラグで直挿しできる(たいていは添付のケーブルで接続)
2. アダプタなしてmicroSD、miniSD、SDに対応、しかもSDHC可(ちょっとウラがあったが)
3. 複数のドライブを同時に使える(これもちょっとウラがあった)
ケーブルで接続するタイプって持ち物が増えるからキライだ。直接差し込めて、しかも折りたたみという点がグレート。
アダプタなし、というのはそれぞれ専用のスロットがあり、microSDも専用席がある。ただし...microSDとSDは排他使用なのだった。両方差し込むとmicroSDが優先される模様。
したがってCFとmicroSD間のコピーなんてのは可能だが、microSDからSDへ、とかはできない。まあそれでも十分便利だけれど、いっぺんに5つぐらいドライブが増えるので、どれに入っているのか当てるのは面倒かな...
ということで、ビバ!上海問屋。毎度ありがとうございます~
参考までにCrystalDiskMarkで速度計測してみた。なんじゃこりゃ?
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