2007年8月アーカイブ

先日、あるメーリングリストで「おたくの教会の礼拝ってどんな様子?」みたいな話があった。

このメーリングリストは超教派のメンバーが自由に語り合っているもの。かなり以前から、というのは母体がニフティ・サーブのクリスチャン・フォーラムで、それこそウィンドウズが発売される以前から掲示板(いわゆるBBS)で意見を交わしていた仲間たちがやっているもの。

聖公会や日キ、ペンテコステもカトリックも一緒になってオフ会で盛り上がったり、賛美曲のCDを出したこともあった。兵庫県にある六甲山で泊まり込んで合唱部分のレコーディングをやったとき、私は指揮をしてた。ある曲のヴォーカルを録音しに神戸まで出かけて行ったことも。

残念ながらこの話題は、メンバーのお父さんが亡くなったため、2つぐらい進行表が出ただけで途切れてしまった。もっといろいろな教団教派のスタイルが見られたら、と残念に思っている。

 

ブログや教会のホームページでも、まめにメッセージの録音をアップしているところがあるが、私は根がズボラなので継続することはできないだろうと最初からあきらめている。だって面倒だよぉ?

何が面倒だといって、誰でも聞けるような形式に変換して、誰でも途切れることなくダウンロードあるいはストリーミング再生できるようなビットレート、ファイルサイズにして、なんて...いちいち考えてられない。

おまけに毎回毎回ちゃんと録音できているわけではないし、たまたま牧師が自分のメモ用に録音しているのはあるんだけれど、MDだし。私はDATはあるけどMDは持っていない。息子のを借りてやってみたけど、録音したものと再生機器が違う場合、アナログでしか取り込めないという...DATなら同軸一本で48KHz、劣化なしのデジタルコピーができるのに。

ということで、この間の『フレンド・オブ・ゴッド』の部分だけ聞けるようにしてみたので、気に入ったらどんどん歌ってみてください。Windows Media (WMA)形式なのでMacな人はこっちの方がいいかも。楽譜はこっそり公開してたり。

 

 

このときはピアノ、オルガンともに直前のリハで一回合わせただけ。ドラムは聞いたことない曲ということでほとんど叩いていなかった?ソングリードとギターは私。ギターはアダマス12弦が入院中のためオベーション6弦を弾いている。

どうもピアノとギターがA=442Hzでチューニングしていたのに、オルガンがA=440Hzのままだったみたいで、会衆もちょっと下がり気味に聞こえる...気持ち悪ぅ。

 

本日の礼拝の選曲は以下のような具合だった。

・聖歌296番『主よささぐる』Eb
・代表祈祷
・賛美        『豊かな命』D
                『フレンド・オブ・ゴッド』D
・証し        中高生キャンプ
・証し        ろう者聖会
・賛美        『主の愛にふれられ』D
                『栄光あれ』G
・主の祈りの歌
・献金        聖歌591番『おそれなく近よれ』Ab
・頌栄        聖歌383番

 

奏楽チームの編成はリード、アシスタント、ピアノ、オルガン、電子ドラム、ギター。それと奏楽以外に手話通訳、パワーポイント操作、PA担当。

今日はいつになく集まりが遅く、リハは中高生の準備賛美の時間に食い込んでしまった。 礼拝も証しが多く時間が押してしまったため、『栄光あれ』は省略してしまった。

『フレンド・オブ・ゴッド』は頼まれて訳をつけたものだが、せっかくまとまった形になって与えられたので、早速礼拝で使ってみた。 出だしはちょっと難しいが、リズムは単純だし、コーラス部も覚えてしまえば親しみやすいメロディーでいいと思う。ブリッジ部は単純に繰り返すだけでなく、ちょっと伴奏パターンにバリエーションをつけるとか工夫すればいいように思う。

いつもリハの時間が十分に取れないため、もっといろいろなことを打ち合わせの中で模索していきたかったのだが、単純な繰り返しになってしまったためちょっと退屈だったかもしれない。中高年にはきついかも...Eだと死んでたな。キーはDが正解。

 

 

パワーポイントと言えば、最近ノートパソコンにプロジェクターをつないで、パワーポイントで歌詞を映し出す教会が増えたと思う。 マルチモニタ対応のPCなら、手元の画面とプロジェクタで投影する画面とで違う内容を表示することができるのをご存知だろうか。例えばスライドショーをプロジェクタ側で表示している間に、歌詞の打ち間違いを修正する、なんてできる。

 アメリカでは礼拝用のソフトなんかあって、ひとつ画面を表示している間に、聖句のデータベースとか賛美曲のデータベースから次の画面を作っておくことができたりする。 前もって作っておけばそんな操作はしなくて済むので、パワーポイントでも別にかまわないだろう。

ところがそのソフトでは背景にビデオが使えるのだ。 ヒルソングなんかだと会場やステージの様子をカメラで撮り、リアルタイムで大画面表示している上に歌詞を重ねる、なんてやっている...まあカメラ撮りなんてしてないし、大画面モニタなんてないけど、ウチの教会。

 

問題はサイトライセンスとはいえ買うとけっこうするのと、根本的に日本語など2バイト文字は非対応だってこと。実際指定するフォントによっては化けまくってたり正常に動作しなかったり。残念!

 

 

先日、このブログにコメントがついたとメールが入っていた。

別にメールアドレスを隠すつもりはないのだけど、ただでさえスパムメールが多いものでちょっとブログ上に表示するのは躊躇していた。

コメントにはメールアドレスが入っていたので、折り返しこちらからメールを送った。しばらくして返事がきた。そのやり取りは今も続いている。たぶん今後も続くと思う。

これだけならありふれた話だが、その相手は韓国の方で、兵役期間中のクリスチャン青年。とても日本語がお上手なおかげで私は何の苦労もなくやりとりできる、というとそうそうある話ではないように思う。

 

大したこと書くわけじゃない、と始めたブログだけどいろいろ新しいつながりが生まれるのは決して偶然ではないと思う。彼もたまたま調べ物をしていて私のブログを見つけた、ということだったが検索順位がもっともっと下位だったら見つけなかったかも知れない。

いや、別にSEO対策なんてぜんぜんやってないので...見つけられたこと自体がすごい導きだ~と感心している。

 

さて、あるブログでは「こんな曲があるんですが日本語訳をご存知ですか?」というコメントがついていた。ブログの主も知らないというので、じゃ私が訳してみましょうか、ということで久しぶりに訳詞に取りかかった。

それから半月。なかなか楽譜もなしに日本語訳をつけるのは大変だ。いろいろ探してオンラインで購入した楽譜も実際の演奏と違うバージョンだったり、だいたい演奏自体毎回違っているみたいし...といってもYouTubeで検索して見つけたライブの録画とかPVとか、教会の録画も見てみただけだけれど。

 

今回盆休みを利用してなんとかまとまったので、Israel Houghtonの『Friend of God』をご紹介。

本来であればちゃんと出版元と作者と連絡とって了解もらってすべきなんだろうけど。必要な方は直接交渉してくださいってことで。

原曲はたぶんEだけど、高くて歌いにくいという意見があるのでDのものも作った。時間があればそのうち音入れしてライブラリでも作ろうかな。


参考にしたのはこのあたりのビデオクリップ。繰り返しはいろいろ自由にやっているみたいなので、譜面上には最低限の繰り返し記号しか書いてません。

 

 

 

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