さて、そんなことは置いといて、11月24日に教団の青少年賛美大会を見てきました。いちおう教会では中高生部のサポートスタッフということになっているので、なかなか直接関わることができない分こういうイベントぐらいは参加しておこうと。
実際のところ普段の中高生礼拝と一般向けの礼拝準備の時間帯がかぶるので、礼拝には出られないものの、イベント向けの準備、例えば今回はうちの教会の子たちもバンドで出たのだけれど、バンド練習には付き合ったりしてました。
なぜか毎回楽器を初めて演奏するというメンバーがいるのがうちの中高生バンドの特徴なんですが、今年もベースで初参加のK兄。直前までベースのネックと格闘してました。体はでかいのに意外と手が小さめで...ステージでは貫禄十分でしたけどね。
もう1つの特徴は「かぶりもの」。誰が始めたのか知らないけれど、毎回何かしらかぶるという...前々会はそろいのキャップ、前回はお面(?)とサポートスタッフもしっかりかぶらされてました。今回もピアノのT姉が怪しげなオバサマ風になってます。
ちょっとダレるとすぐに注意力散漫になってしまう傾向の強い子ばかりでしたが、なんとか当日はまとまった演奏を聴かせてくれました。パフォーマンス力よりもっと集中力をアップさせるようにするのが課題だねえ。
基本的に中・高校生と大学生、未婚の成人あたりまでが「青年」のくくりに入るのですが、教会によってはバンドがそろわないとかヴォーカルがひとりで心細いとかの事情があり、サポートスタッフがステージに上がる場合もあります。私も昨年はトナカイのフルマスクかぶってベース弾いてました。
できれば青年だけでバンド組めればいいなあ、とは思うんですが...さすがにかつてバンドがあった教会では新しい世代でもバンドを組んでいるようで、指導したりお手本になる年上のスタッフがいるって大事だと思います。
今回目立ったのは同じ曲があたかも課題曲のように何度も選ばれていたこと。Grawing Upの『その日全世界が』ですけど、あれってちゃんと歌おうとすると難しいですよね。ウチでも礼拝に使うために楽譜を作り直したぐらいです。あとはかぶりものの多いこと(笑)
第二部では京都七条の長澤先生のリードで元気のいい曲をみんなで力いっぱい歌いました。『我が王なる主に向かって』という曲で、Jesus Freak というバンドが2007年に出したCDに収録されています。私は初めて聞いたのですが、最初は日本語のアクセントがヘンだなと思ったものの、あまりのストレートさ、ノリのよさに参ってしまいました。帰ってから数日間、サビが頭をグルグル回ってました...
後で聞いたら楽譜がないというので、サイトで試聴できる範囲とあとは長澤先生の歌ったものを参考に採譜してみました。近々注文したCDが届くので、最後まで聴いたら確定版としようと思ってます。なにしろ、何気なく聞いている分には気にならないのですが、ちゃんと音符にしようとするとアレ?と思うところがいろいろある曲で。先週から歌い始めましたが、12月いっぱい礼拝前の準備賛美で歌おうと思っています。
Grawing Upの曲もそうなんですが、音楽的な理屈がどうのこうのを超えたスピリットを持っているから支持されるんですね。それを聴いて、若い子達が真似をしてみる。そして同じスピリットをもらったら、また新しいものが生まれていく。いい連鎖になればいいなあと思っています。
]]>ちょっと前までほとんどの大手家電品店にはホームシアターの展示があったので、実物を見て決めればえーやろ、と思っていたら今はほとんど液晶大画面テレビに占領されてしまって、プロジェクタを置いているところは皆無でした。
たまたま出張で出たときに秋葉原に寄ってみましたが、やはりどこにもありません。唯一石丸電気本店には試写室があり...でも機能していませんね、ここのは。という具合で実際に画質を確認できるところがありませんでした。とりあえずカタログだけは集めたけれど、結局カタログ上の数値なんてあんまりアテになりませんし。
結局、ネットショップをあさっていたらBenQ(ベンキュー)のオンラインショップが訳あり品の特売をやっていたのでここで購入しました。明るさトップクラスの3,500ルーメンのSP830に決めたのですが、これはコントラスト比も高く、明るい場所での使用にも強そうです。
スクリーンはたまたまググってて見つけた、福井の元織物屋さんがやっている「ファーストスクリーン」さんで購入することにしました。製造販売、しかもオリジナル設計ということでかなり安い割にはしっかりした性能を持つらしいです。4:3でも16:9でも使える幅100インチサイズのグレーマットをチョイスしましたが、ギリギリ会堂の隅に入る幅。
そして先日、今まで使ってたスクリーンを下ろし、代わりに新しいスクリーンを仮留めしました。そしてプロジェクタをつなぎ変えて、試写を行ったところ結果はバッチリ、グ~でした。非常に明るいので後ろの席でも十分見えます。
問題は現在の座席の位置だとかなり画像が小さめになってしまうこと。事前に計算した結果ではピッタリだと思ってましたが、4:3画面は幅が狭くなるため意外と長い投射距離が必要でした。
そこでどうしたか?...詳しくは別館に書いてますが、ワイドコンバージョンレンズを取り付けることで解決。これだと短い距離で大画面に映し出すことができます。もちろん純正ではないため周辺部でピントが合わないとかいろいろ問題はあるんですが。
大きく明るい画面は教会員、特に年配の方には好評で、暑い中汗水たらしながら取りつけた甲斐がありました。さあ、喜びをもって賛美しよう!
(8/14 文体が不一致でしたので書き直しました)
うちの教会では第五日曜の午後に賛美集会と聖霊待望会を持つことになってました。今年はあと2回あるはずだったのですが、諸事情により今日が最後になりました。
もちろん、機会があれば非定期的な集会はありますし、N姉が始めた『聖歌を歌う会』も中高年の兄弟姉妹で賑わってますし、賛美は絶えません!
今回は私は奏楽に徹してました。賛美リードは前半H姉、後半K姉。奏楽はピアノがN姉、私がオルガン、T姉がドラム。T姉はちょっと病気がちだったのですが今日はがんばってドラムを叩いてくれました、感謝!
前半のH姉は私よりいくつか若いのですが、信仰歴は長くてその分知ってる賛美もいろいろ...ミクタム赤本の一桁台をリアルタイムで歌っていたので、やや「昭和の香り」が。(失礼~)
後半のK姉は私よりだいぶ若くて、現在中高生リーダーでもありユースキャンプなどにも同行して習得したいわば「平成の香り」といったところ。
ところがピアノのN姉もクラシック出身でしかも昭和世代(またまた失礼!!)なため、メンバー間の微妙なノリの違いが面白かった。
かくいう私はバリバリ昭和の男ですが、精神構造は中高生並(笑)なので...
冗談はさておき、世代を越えて支持される賛美とは、と思います。
飛び上がって叫び声を上げるのは年配者は好みません。かといって中高生は座り込んでモミ手で歌うようなことはしません。しかしお互いに認め合うことで、それぞれのスタイルで賛美することは可能だと思います。
うちの教会はやや中高年、特に50才以上の方が多いので行事等は配慮しないわけにはいきません。しかし中高年の教会員の方は、まるで自分の孫たちを見ているかのように、若者たちが窮屈な思いをしないように寛大な目で見守っていてくださいます。
先日ある教会の賛美礼拝を見ていて違和感を感じたのですが、海外でヒットした曲をそのまま持ち込むのも結構だけれど、日本人には日本人の賛美があるのではないか、と。いや、別にゆかたを着て和太鼓を叩けという意味ではないですが...スタイルではない、中身です。それが世代を越えた賛美のカギになるのではないかと。ちょっと抽象的ですけど。
以下、今回の選曲です。
前半
・ラララ歌おう Em
・わが魂の羊飼い D
・すべてを感謝しよう F
・勝利を叫ぼう G
・山と海を越えて E,F
・イエス、あなたの名は F
後半
・Happy Song F
・Trading My Sorrows A
・その日全世界が A
・とわに礼拝します A
・満たしてくださる方 F
・注ぎたまえ主よ Bb
・聖霊の風の中で G
これに昼の礼拝はピアノ奏楽だったので、さらに7曲、合計20曲!
今日は賛美おなかいっぱい。
実際には同チャーチのワーシップリーダー、Jared Andersonが書いたもので、彼自身はバンドから離れてソロ活動もやっています。彼については知り合いのTOMさんのブログに詳しく書いてますね。また彼のCDはamazon.comでも売ってます。
日本では楽譜は入手できるんだろうか?たぶん日本語版を収録した曲集なんてまだ出てないと思うんですが、英語ならCDと楽譜が一緒になった「ワーシップツールズ」なるものがあるので、あるいは持っている方がいらっしゃるかも知れません。amazon.comでは在庫切れだそうです。
知り合いに聞いたら、たぶん東京アーバンチャーチが日本語訳を作ったのではないかという話。Youtubeでも見ることができますしね。彼らもキャンプなんかで歌っているのを聞いて、自分で楽譜を書いたらしいです。細かいところは間違って覚えてしまったまま歌っているとかでビデオとはちょっと違っているので、やはり正確な楽譜が欲しいところ...
またビデオはオリジナルのキーと同じDで歌っているけど、これは男性のワーシップリーダーに合わせた音域で書いたためでしょうね。このままだと女性は歌いづらく、実際アーバンチャーチはDなんですが、後半に入ると女性ワーシップリーダーの声が聞こえなくなっています。それを知り合いの方たちがAに移調したのは賢明だと思います。
そうこうして調べているうちに、以前楽譜を買ったことのあるオンラインショップで、『Promises』をピアノ伴奏つきの楽譜でダウンロード販売しているのを見つけました。$5.25だから550円くらいかな。アルバム一冊分の曲集をキリスト教書店で買うと3,000円以上はするので、1曲しか要らない場合はむしろ安いかも。
オリジナル曲はCDを聞いたわけではなく、やはりこれもYoutubeでコンサートの様子をビデオとして見ました。Youtubeがいいか悪いかは諸説あるのでここでは触れませんけど、少なからず伝道や宣教に役立っていると思いますね。
こうなるともう自分で楽譜を作ったほうがいいので、オリジナルを横目にアーバンチャーチのビデオを聞きながらFinale(といっても2005)で作成。繰り返しがややこしいのでリピート記号とかセーニョ、コーダ記号であっちいったりこっち来たりですが、まあ誰が見ても分かりやすいかと。
知り合いが言っていた「違うところ」というのは、歌いだし始めの「この人生すべてで」というフレーズで、アーバンチャーチのビデオはこのじんせいーすべてで」と歌っているのに対し、知り合いたちは「このじんせいすべてでー」というあたり。私も後者の方がいいと思いますね。
オリジナルは"to Your ways"というのが「すべてで」にあたるところにあるんですが、toだからアクセントがなく弱いんですね、英語の場合。これが「すべて」は「す」が強いですから、同じところにきちゃまずいわけです。日本語的には。
翻訳ものの楽曲の場合、オリジナルのメロディーを尊重するあまり、日本語の歌詞のアクセントや抑揚がおかしくなってしまうケースが多く見られます。英語の楽譜にそのまま日本語の歌詞を書き込むとこうなってしまうかなあと思うんですが、日本語「訳」ではなく、「日本語で作詞」したと思って音符を多少足したり引いたりずらしたりすれば自然になります。
英語と日本語では字数が合わないので、書いてあることの6割も取り込めれば上出来だろうと思うんですが、書いてないことをでっち上げるのはどうかと。小節単位で訳す必要はなく、フレーズ全体とか曲全体で意図が伝わればよしと思うんですね。
実際のところ出版社の許可を取る際にメロディは変えちゃイカンとか制約が出てくることもあるでしょうけど、「うた」ですからねえ...窮屈なことはしたくないなあ。
とりあえず、アーバンチャーチのそのままなんですが、どうでしょう?なかなかいい曲だと思いますので、あなたの教会でもぜひ。
--- 6/6追記 ---
アーバンチャーチの酒井先生に確認取れました。先生が訳されたそうですが、他にもいくつか訳して歌っているのを聞いたことがあるそうです。
今回は出張で長野へ行った帰りが遅くなったので、東京で一泊して日曜礼拝は東京にある教会で守ることにしました。出張で東京へ行ったり、東京駅を通って帰る事は以前は頻繁にあったのですが、日曜日にかかることは稀でした。
展示会などで日曜をはさんだ出張があっても仕事だったり、水曜夜などの集会に参加することはあっても日曜礼拝に参加する機会はあまりなかったんですね。
それが今回は土曜終わりの出張で、しかもまともに帰ると途中で電車がなくなってしまう恐れが十分にあったので最初から泊まるつもりでいました。でもイザ礼拝となると、どこの教会にしようか直前まで迷ってしまって...
最終的に決めたのは、同じ教団所属の東京シティチャーチでした。そう、「シティプレイズ」シリーズでおなじみのスリヤ佐野先生の教会です。時間も11時からと余裕がありますし、あるいは終わってから別の教会の夕拝に出ることもできそうでした。
賛美の翻訳に関わって結構長いのですが、いつも苦労の連続ですのでそのへんのお話を伺いたいあと思っていたのですが...
JR山手線目白駅から歩いて7,8分ぐらいでしょうか、人通りもなく閑静な中のビルの2階に教会はありました。10時半ぐらいに着いたのですが、ちょうどワーシップチームがリハーサル中でした。
伝道師や副牧師の方に応対していただいたのですが、なんと佐野先生は埼玉の狭山教会に行かれていてご不在!そのぶん教会員の方といろいろ話をする時間が与えられたわけですけど、うーん残念。
11時からの礼拝は前半がワーシップタイム。女性中心の元気なチームが日本語と英語を織り交ぜてワーシップソングを歌いました。シティプレイズの曲が半分、あとはクリス・トムリンとかの曲。ほとんど聴いたことはあっても自分で声に出して歌うのは初めての曲でしたが、一番を聴いたら二番からは歌えるところが私のエライところ...
さすがに英語では普段からやってないと舌が回らないので、漫才コンビのTKOみたいになってましたけど(笑)
後で聞いたのですがワーシップリーダーの女性は私と同い年の方の奥さんだそうで...ということは大してトシは違わないということ?ドラムスは息子さん。うちもそんな感じでやりたかったなー...
礼拝が終わって教会員の方とオリジン弁当へ買い出しに行き、お昼を一緒させていただきました。気がつくと、あれ、あなた大阪出身?え、あなたも?となんか関西セルみたいなグループになって男3人喋る喋る(笑)
結局シティプレイズの翻訳は佐野先生が全面的にやっておられるということで、ほとんどその話はできませんでしたが、年配の方も小さな子供も仲良しでとてもアットホーム、気取ったところがないのが印象的でした。
佐野先生は今後静岡に清水シティチャーチをスタートさせるため、ほとんどそちらに専念されるそうですが、機会があればどちらもぜひお伺いしたいと思いました。
東京シティチャーチを3時ごろ出て、ちょっと新宿で買い物。(というか何も買えなかったけど)そして次の教会へ。
今度は赤坂にある教会へ。ここはオーストラリア・アッセンブリーの派遣牧師が、なぜか日本アッセンブリーとは組まずに自主的に開拓伝道した教会です。ずーっと何で?と思っていたのですが、そのへんの事情はどうもよく分かりません。理事がカンカンに怒ったとも聞いてますのでいいことではないんでしょうけど。
道に迷ったのでちょっと遅れて入りましたが、ちょうど賛美タイムが終わりかけで何しに来たんだか...しかしバンドの構成といい、ホールの雰囲気といい、ヒルソングチャーチのしかもユナイテッド系の賛美礼拝を模倣しているのは容易に感じ取れました。
ホール内を見渡すと、立ち上がって賛美する若者、椅子に座り込んだままの若者、スタッフなのか教会員なのかやたら外国人が多いのが目に付きました。年配の方、私より年上の方はどうもいないようですね...
メッセージは主任牧師R師、ではなくゲストの若い牧師でした。またまた期待はハズレ。このH師はありがちな不良中年然としたラフないでたちで、やわらかく噛み砕いた、それでいてストレートなメッセージに場内から歓声が上がるんですが...
なんか釈然としないものを感じたの、私だけ?
この教会はサイコーだ、R師がこのチャーチを始めなかったらどうなっていたと思う?なんて言うんだけど、他の教会だってがんばってんだぜ?こんな若者の多い都市部で、これだけの数を集めたからって...佐野先生のように地方へ行ってごらんとも思うんですが。まして個人を持ち上げるような発言はカルト的な匂いがする。危ういぞ、この教会。加えて献金2回って...
怪しげといえば、シティチャーチではPDAに録音できたのに、ここでは同じようにやっても何も録音されなかったこと。うーん...
ヒルソングの成長の秘密はユースの育成にあったと思います。ユースでしっかり信仰態度が身について、やがて大人になったとき教会リーダーとして活躍するようになる。日本でもそうなっていって欲しいものだと願うんですが...とりあえず英語のできない年配者と地方に住んでいる若者は置いていかれるわけですね、それまでは(苦)
礼拝が終わったとたんに若い男の子が来て、一生けんめいに話をしようとしてくれたんだけど、ごめんねー!オジサン帰りの新幹線がもうすぐだったもんで振り切って帰っちゃいました。次は納得いくまで話を聞こうと思います。
東京駅19時20分ののぞみに乗り、自宅に着いたのは23時を回った頃でした。
人間の計画ってなかなか思い通りにはいかないものだけど、今回それなりに得るものがありました。シティチャーチでつながった人たちとは今後も連絡を取っていきたいと思います。
...が、しょーもないスパム攻撃をかけてくる輩が急に増えたため、一時的にですがコメントを許可しない設定に変更しました。
こんなことをして何の得になるのか。つまんねー
残念ながら全員が志望校合格、とはいかなかったみたいだけれど、それぞれにふさわしい新たなステージを主がご用意してくだった、と思わずにはいられない。主のご計画は誰にもわからない、けれども決して失望に終わることはないと信じます。
という訳で、今回は教区の中高生キャンプから帰ってきたばかりの若い魂が中心となって賛美リードしてくれることになっていた。もちろんいきなり全部は荷が重いので、前半部分を中高生チーム、後半部分を中高年チーム(それはアンタだけでメンバーはまだそんな歳じゃないって!?失礼しました)が担当する形に。
選曲は中高生チームリーダーと相談して、最近よく取り上げている曲からピックアップ。結局中高年テイストのゆったりした曲が多くなってしまった。後半は聖霊待望会につなげることもあり、全体的にゆったりめ。
前半
・さあ主の家で喜ぼう G
・地の果てまで G
・その日全世界が A
・君だからすばらしい A
・み足のあとを Bb
後半
・Every Move I Make G
・聖霊に私を G
・聖霊の風の中で G
・御霊よ雨のように F
・我らは歌う F
1曲目、「さあ主の家で喜ぼう」はCIA(クリスチャン・インターナショナル・アジア)の『さあ主の家で』という曲集に入っていたもの。私はもう忘れてしまっていた曲集で、'94年と古めだけどすごく力づけられる。
「地の果てまで」「聖霊の風の中で」はシティプレイズシリーズにあるヒルソングの曲。「御霊よ雨のように」もヒルソング(原題『Holy Spirit Rain Down』)だけど、私の訳によるもの。こちらも相当古いはずだけど未だに色あせない。
最後のミクタム「我らは歌う」の中間部、「シング ハレルヤ~」の部分は何度も何度も繰り返し、繰り返すうちに霊歌のようにメロディーが変化し、深い臨在の中に入っていくかのよう。そのまま祈りへ...
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最近、というか例年そうなんだが、この時期は教会総会があるため会計資料を作らなくっちゃいけない。そのため土曜日ごとに徹夜しているような具合だ。
平日は普段の仕事で夜までやっているので、どうしても週末にまとめてってことになるんだけど、こと会計に関しては数字が合わなかったりするとなかなか眠れなくなってしまう。
一昨年まで(今はなき)ミルキーウェイの『小番頭for Windows95』でつけた帳簿をExcelで集計していた。昨年からPixysの『わくわく財務会計2スタンダード』というソフトでつけるようになり、いくぶん楽になった。
この『わくわく』はかつてミルキーウェイの社長だった人が作っている。そのため乗り換えは比較的スムーズに、それでいてカスタマイズが簡単にできたり、Excelにエクスポートするなど値段が安い割には自由度が高い。
でも、日ごろの伝票入力が適当だと、費目の集計がずれてきたり矛盾が起きたり。まあ人のやることだからしょうがないんだけど、1円でもピタッと合わないのはイヤ。
今月3週目の司会はこんなストレスフルな生活で思いっきり霊性が下がっていた時だった。
フツー徹夜明けで歌が歌えるか?学生時代は合唱団にいたけど、コンパで徹夜した翌日の練習はキツかった。でも賛美だからできてしまう。楽しい。うれしい。すぐに回復!
今月はGrowingUp『魂歌』から『その日全世界が』、ミクタム『His Grace』から『全てが新しい』を紹介。『その日全世界が』はちょっとコードをいじる必要があるが広い世代に好評だった。
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さて昨日の元旦礼拝は引き続き富山キリスト教会へ。
今回は子供たちも起きてくれたので3人で11時からの元旦礼拝に参加した。地方の教会ながら実に国際色豊かなメンバーが集っていると聞いていたが、残念ながらこの日はロシアとケニアからの姉妹たちが留守にしているとのことで、パキスタンからの姉妹だけだった。ちょっと残念。
今回はスペシャルではなく、30日の礼拝で歌った『その日全世界が』を会衆賛美で歌うのをリードすることになった。確かに一年の始まりに歌うにはいい曲だと思う。全世界が主のみ名をほめたたえる。そうなってほしい。
前回のスペシャルのとき、佐野先生が写真を撮って下さっていた。楽譜どおりに正確に歌おうとすると難しい歌で、実はまだ歌いなれていない。そのため楽譜から目を離すことができないのだが、顔を上げるとメガネの焦点が合わないためうつむきがちになってしまっている。みっともないなあ...
元旦礼拝での演奏はこんな具合...コード間違えたりお恥ずかしい限り。
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この年末はクリスマス関係の行事が終わったとたん、仕事の締めがあってバタバタと。ようやくカタがついたと思ったら、実家へ帰るのに電車か車かでひと騒動あって...
切符はネットで予約して、行きは確保できていたのだが帰りは満席不可。どうしよう、と思ってたら妻が学割使わないのはもったいないだのなんだの...じゃ、車で行く?というと雪がひどいみたいデ、と息子。もう、どっちすんねん。
結局覚悟を決めて予約した切符をキャンセルしたら、やっぱり大雪の恐れがあるとの予報。出発直前の朝になってしまい込んでいたスノータイヤを引っ張り出していたらサイズが合わないことが判明。予備のゴムチェーンも出してみたらサイズが合わないためムリムリという悲しい事実...だんだん悲しくなってきた。
同じオデッセイで、しかも前はV6 3000、今のはType L 2300。使えなくないはずなんだけど、モデルチェンジでブレーキキャリパーのハウジングが大きくなってるらしく、タイヤサイズが同じでもホイールの内径が小さいため装着できないということ。
ゴムチェーンにいたってはタイヤサイズは外径が同じでも幅が広くなったために装着できないという。元々無理に使っていた、イヤ滅多に使うことがなかったので気にしていなかったのを忘れていた。
結局、途中でオートバックスに立ち寄って新しいゴムチェーンを買い、なんとか無事実家へ帰ることがでた。途中は渋滞もないし、雨が降ったぐらいで速度規制もないし、楽勝楽勝。
30日の礼拝は地元にあるアッセンブリー富山キリスト教会へ。いつも盆と正月に帰省するたびお邪魔しているのだが、ときどきスペシャル賛美をさせてもらっている。
ふだん自分の教会で歌っているものとか、新しく訳したものとかを紹介している。今回はこの間の関西教区の聖会で歌っていたシティプレイズの『地の果てまで』と、最近あらためて聞いてみて気に入っているGrawingUpの『その日全世界が』の2曲。
せっかく車で帰るので、アダマス12弦を連れて行った。ギターはやっぱり自分の弾きなれたものが安心して歌えるので...残念ながらいつもと違って朝9時からだったので子供たちが起きられず、記録していないが満足のいく奉仕ができたと思う。
たまたま教会員の姉妹が二人、離れた地での資格試験間近だということ、成人式を迎えて新しい門出を祝うということにもちょうど良い曲だった。気に入っていただいたようで元旦礼拝でも歌ってほしいとのこと。
今現在すごい雪が降っているので、自分の車では行けそうになく、行くとすれば父の車を借りて行くしかない。でも年末を賛美に終わり、新年を賛美で始めるなんて最高じゃない?
ギターかついで、雪をかき分けてでも喜んで行きたいと思う...ってことで来年もよろしくお願いします。
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実は友達と言えるほど互いのことをよく知っていたわけでもないし、歳の差が20もある。日本語が達者なので会話やメールでのやりとりは問題ないのだが、日韓の文化の違いはよく言われることだ。うまく付き合えるか不安がなかったわけじゃない。
彼は以前このブログでコメントを書いてきた。そこからメールでやりとりが始まったのだが、当時は徴兵で軍隊に入っていたためなかなか自由な時間がなかったらしい。それがこの10月に除隊したので、いろいろやりたかったことを実現に向けて動き出した、といのこと。
土曜日の午後、突然携帯に連絡が入り、今新大阪にいるが明日の礼拝に出ようと思うので道順を教えてほしいと。おおい、それってメールでやっときゃ良かったのではないかい?という具合でそもそもノリが違うし。行くつもりとは聞いていたけど、日本に来たなら来たで連絡ぐらいくれても、と思うのは日本人だけなのか。
礼拝後に会った彼は正直言って「予想に反する」好青年だった。最近の韓国の若者と言うとネットおたくとかゲーム中毒とかあまりいいイメージがなかったが、きちんと自分のビジョンを持って歩んでいる様子。
実際に落ち着いて話ができたのは外で回転ずしを食べて家でコーヒー飲みながらのことだったが、これから賛美に関する情報サイトを立ち上げて、誰でも賛美について調べたり情報交換できるようにするとのこと。日本人伝道に重荷があって、いずれ日本の神学校に入りたいとも言っていた。えらいっ。
(帰り際、自宅玄関にて)
まだまだ若いし、韓国ならば可能なのかも知れない。ともかく今後の彼の活動を陰ながら支えていきたいと思う。興味のある方、彼のブログサイトに証しがあるので、読んでみてください。
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私自身は人が多いところが苦手なので、近年参加することは少なくなっていた。今年は妻が参加したいというので、それなら私も、という動機で参加することにした。いやはやこんな動機で申し訳ない。
で、どうせ参加するなら奏楽か何か奉仕しよう、ということで事前に申し込んであった。希望は歌か楽器どちらでも、としたらコーラス(といっても4,5人なのだが)として参加してくださいということだった。
この奉仕、実はけっこう大変なのだ。全部で4回ある練習日程のうち、3回以上参加しないといけない。たまたま最初の3回はうちの教会が会場だったので問題なかった(実はおおありだった)が、4回目はちょっと離れた教会で、しかもヨーロッパ出張から帰ってきた日の夜なのだった。
予想はしていたがやっぱり時差ボケで起きられなかった。いやはや申し訳ない。
その問題だが、自分の教会が会場なだけにPA機材のセッティングをやっておく必要があったこと。初回は全員参加だったので早めに来たPAスタッフが準備していてくれた。が、2回目と3回目は私がやることに。
練習が始まってコーラスチームが歌い出しているというのに、私はまだマイクの音量バランスを調整中だった。リーダーも含め最大でマイクが6本立っている。誰がどのフェーダーに入っているかさえもはや怪しかった。
そんな状態で練習が始まってしまったのだが、ここでまた問題発生。またもや楽譜がいい加減だ!
どこから持ってきたのか知らないが、わりとちゃんと印刷された楽譜であるにもかかわらず音高がずれているとかシンコペーションの書き方が変だとか...まあ歌っているのと楽譜に書いてあるメロディーが違うというので、たまたま持っていたオリジナル音源で確認したら実はリーダーの覚えていたのが違っていたというのは笑うしかないが。
けっこうみんな適当に聞いて覚えていたりするのに、今さら変えられないなあ、なんておいおい...と思いつつ、リーダーの指示に従うことにする。歌いにくいシンコペーションについては楽譜を書きなおしたものを作った。これだけは勘弁してほしい。
心からの賛美を捧げるにはもっと気を使うべき所があるだろ?と自分に問いかけたりもするけど、気になるもんはしょーがないんダ。
さて当日。1日目はまあまあ声が出ていたが、2日目は高い方が出なかった。カゼ?寝不足?いろいろとやらにゃならないことがあるんだよ...しょうがないなあ、と思いつつ出せる範囲で結構自由に歌わせてもらった。
元々配られた楽譜にはメロディーしか書いてなかった。聖歌はまだ四声で書いてあるけど、ワーシップソング関係はあまり書いたものがない。しかも低音から高音までメロディーの音域が広い曲が多く、むやみにハモリを入れると後で歌えなくなってしまう。一応前の晩に音取りをしておき、当日の流れでメロディーを考えることにした。フェイクを入れたり、ゴスペルみたい。
さてソングリーダーの役割とは何か。音楽的な面だけで見れば曲想やテンポ、折り返しの指示も含めどのようにその曲を歌うのか、指揮者のような役割だと思う。ワーシップリーダーを兼ねる場合はさらに霊的なリードも必要になってくる。ふつう歌うのは主旋律だけだと思う。スリヤ佐野先生みたいにリーダーが主旋律以外を歌うのは例外的で、その場合はコーラスがちゃんと主旋律を歌っていることが条件となるだろう。
ではコーラスは。主旋律だけでなく、対旋律、副旋律?などなど音楽的に幅を広げる役割を持つ。さらには折り返しの指示などでリーダーが歌っていないときもメロディーを絶やさない役割もあると思う。そして結構大事なことなのだが、リーダーと共によき礼拝者であること。身振り、手振り、表情も大事な要素だ。全員ユニゾンで無表情のまま歌っているコーラスなんて、ぞっとする。
わざと笑顔を作れ、というといやらしいのだが、表情が死んでいては声も暗くなってくる。顔面の表情筋が適度に緊張していないと、声帯にまで影響してくるということ。結局、楽しんで、喜んで歌うってことだね。それが一番自然で、会衆にもそれが伝わってくると思う。
コーラスの技術的な面。それはハーモニーを作ること。リズムを揃えること。歌詞をはっきりと言うこと。かな...ハーモニーの良し悪しはアレンジ次第だけど、リズムがバラバラじゃせっかくのアレンジも台無し。加えて歌詞がはっきり伝わらなければ何を歌っているのか意味不明。元気がよければいいってものでもない。
ここで先ほどの楽譜と記憶の話に戻る。楽譜にははっきりと4/4拍子で、ただの八分音符と付点八分音符、十六分音符として書かれているメロディーがある。ところがこれをシャッフルのノリでドラムが叩くもんだから、ぜーんぶ八分音符三連になってしまう。メロディーが変わってしまうということ。
ノリとしては実はこっちの方が好きなのだが、人によって三連だったり付点だったりするので気持ち悪いという話。やるならどっちかに決めるべきだ、と提案したのだけれど、どうも分かったもらえていなかった様子。当日もバラバラだった。残念!
そして記憶。実はオリジナルの音源といっても翻訳ものだとさらにそのオリジナル言語の曲があり、これがまたメロディーやリズムが違っていたりする。ごっちゃにして覚えているんだよね、結局。上るべき所を上がらなかったり、下がらなくていいところを下がったり。ユニゾンで歌っていたはずが突然そこだけ和音になる...これも気持ち悪い~
さて、なんだかんだ言っても、やはりみんなで賛美することは素晴らしい、賛美は楽しい。こういった経験を積み重ねることで成長していく...はず。成長しましょう。してよね、頼むから。
(お前がな>自分)
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場所は堺市築港八幡にある『海の見える公園』。ここは穴場中の穴場、広い芝生があり、ドッグランがあり、バーベキュー広場があり、駐車場があり、それでいて全部タダで利用できる。
この一帯は元々は新日鉄の工場があった跡地なんだが、堺市が再開発してケーズデンキ(家電量販店)だのホームズ(ホームセンター)だのMOVIX(シネコン)だのができて賑わっている地域。この公園はそのさらに先にある。
だいたいいつも周りじゅうが愛犬家の集まりで、やたら高そうな珍しい犬を何匹も連れてきては仲間内でバーベキューをやっている。そんな中でさすがに礼拝はできないので、礼拝は別の場所をキープしておき、終わったら移動する。それがまたうってつけの場所があるので重宝している。
※ちょっと見た感じはイベントかなんかの手話通訳付き野外コンサート
いつもは礼拝のほとんどのメンバーが集まるのでもっと賑やかなのだが、今年は趣向を変えて教会でも並行して礼拝を持つことになった。これは高齢者などでバーベキューは口に合わんので行かない、とか野外は寒くて体に悪い、とか(前回すごく寒かった)の要望があったので分けることにしたのだ。
運搬する人手が足りなくなるので機材も最低限にしたら、セッティングはすぐできたのだがなんかさびしい感じもしないでもなくなった。前回春の時はキーボード持っていってワイヤレスシステム使って、とやったら発電機の容量不足でアンプが一台死にかけた。その反省もあるのだが、まあ見てのとおりである。
白いギターは実はオベーションなのだが、'82年製の古いバラディーアをパールホワイトにリペイントしたもの。アルミネックでサスティンは伸びるし、やたら低音の出るピックアップなのでけっこう迫力ある音で鳴る。前はヤマハの12弦を持っていったのだがちょっと繊細なサウンドは野外には向かない。
さて今回の選曲は次の通りだった。全曲ギターのみで伴奏しつつ歌った。
聖歌591番 恐れなく近寄れ Ab
ミクタム赤本60番 イエスは勝利をとられた G
ミクタム赤本26番 ハレルヤ神の聖所で G
ミクタム赤本164番 主の御言葉待ち望む G
献金 こころにメロディーを 主よ愛します Bb
天気は前日まで台風通過のため大雨だったのだが、この日は朝から快晴。海寄りの埋立地ということもあってか朝のうちに地面もすっかり乾いてしまい、風もなく絶好のコンディションだった。
肝心の?バーベキューはというと...思いきり賛美した後なのでもちろんとってもおいしかった!
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聖歌474番 世の波風いかにあれて Bb
聖歌480番 輝く日を仰ぐとき Bb
聖歌701番 いかにけがれたる Bb
新曲 心しずまりて D
メッセージ 玉川師
主の祈りの歌
献金 聖歌232番 つみとがをゆるされ D
頌栄 聖歌383番 ちち・みこ・みたまの
今回のテーマは「温故知新」とでも言おうか。20年ほど前はじめて教会に来た時代からすでに歌われていた曲ばかりで、いつもの全曲ワーシップソングというスタイルとは違ったものにしてみた。
来月、アッセンブリー関西教区の聖会があるため、ちょっと意識はした。ワーシップソングばっかりでお年寄りが寂しそうにしているのを感じたのもある。いずれにしても高齢者がうれしそうに賛美しているのを見てほっとした。
ただひとつ残念なのは、手拍子を打つ人が出てきたのに賛同する人が少なく、途中で消えてしまったこと。どうもうちの教会の中高年がいまひとつ伸び悩んでいるのは、こういった遠慮が原因なのではあるまいか...?
新曲として入れたのは、先日ある先生から教えてもらったもの。元は中国で歌われている『轻轻听』という曲なのだが、韓国語や日本語の歌詞がつけられている。この曲については「百度」(http://www.baidu.com/)で検索するとかなりたくさんヒットするので、mp3やらビデオクリップまで見つかる。
ビデオ検索
http://video.baidu.com/v?ct=301989888&rn=20&pn=0&db=0&s=3&word=%C7%E1%C7%E1%CC%FD
MP3検索
http://mp3.baidu.com/m?f=ms&rn=&tn=baidump3&ct=134217728&word=%C7%E1%C7%E1%CC%FD&lm=0
このダンスなんか素朴でいいなあ...ちょっとピアノのミスタッチ?が気になるけど。
http://www.56.com/u96/v_MTcxNzQ5NTc.html
これが一番見ててもきれいかな。
http://www.56.com/u72/v_MTg4NTMzNTc.html
日本語歌詞はこんな具合。
『心しずまりて』
心しずまりて主のみ声を聞く
耳を澄まし主は私の声を聞く
わが牧者 わが命 永遠に従いゆく
主のひつじ われは今 主のみ声を聞く
参考までに元の歌詞...文字化けするかも。なんとなく意味はわかるけど読めないし(笑)
『轻轻听』
轻轻听 我要轻轻听
我要侧耳听我主声音
轻轻听 他在轻轻听
我的牧人认得我声音
你是大牧者 生命的主宰
我一生只听随主声音
你是大牧者 生命的主宰
我的牧人认得我声音
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この日は午前、午後と礼拝があり、そのあとにコンサートでスケジュールが組まれていた。ゲストはベドゥ路得子(るつこ)さん・マークさんご夫妻。正直言ってお名前は福沢路得子さんの時代から存じ上げていたのだが、実は今まで演奏を聴く機会がなかった。
前夜のうちに教会へ来られ、それからリハーサル。私はPA担当ということでリハーサルには初めから終わりまでお付き合いさせていただいたのだが、そこで初めて歌声を聴かせていただいた。すばらしい!の一語につきる。とても美しい。
よく声楽家の方でこれ見よがしに(言い方悪いな)ソプラノを響かせる方がいらっしゃるけど、私は好きではない。路得子さんのはもちろん響くのだけれども、抑え目に歌う sotto voce の声に奥行きがある。聴く者を圧倒させるわけではなく、ぐいぐいと引き込んでいく。そんな感じ。
ご主人のマークさんは宣教師ということである意味警戒(笑)していたのだが、なんと気さくな方!とてもお二人が気に入ってしまった。特にマークさんとは機材についてあーだこーだ言っている間にとっても仲良しに。彼は「コンサートでせっかく仲良くなってもすぐにお別れ、とても残念」と言ってたのが印象的だった。
実は土曜の昼間にお子さんの運動会があったそうで、終わってすぐ車を飛ばして埼玉から堺まで来られたとか。お疲れのはずだがそんな顔を一切見せずにサウンド作りに集中されていた。うーん、久しぶりにいい仕事ができるかなあ。
毎年コンサートにゲストの方が来られるたびに、いろいろな意味で刺激され、感心し、音楽を続けていく勇気が与えられる。このお二人からも、とても素晴らしい伝道に対する熱意が感じられる。
結局、うちの教会のPAシステムでは思ったように操作できないので、いつも使っているパワードアンプのセットを持ち込んで使うことになった。これを持って全国津々浦々の教会や集会所、ホールなどを回っておられるとのこと。
コンサートの後、たまたま向日かおりさん(デビュー当初にコンサートへ来ていただいたことがある)が来ておられたので、マークさんと私と三人で話しこむ時間があったのだが、マークさんは「呼ばれればどんなところへでも行って歌います」と胸をはって言っていた。あるときは小さな地方の教会で、ステレオセットで鳴らすカラオケをバックにマイクなしで(!)歌ったこともあるとか。向日さんは「私にはとてもできないなあ~」と...脱帽。
コンサート当日は、はじめて教会へ来られた方が多数、別の教会から来られた方も含めると会堂がいっぱいになった。曲はオリジナル曲から翻訳曲、童謡までバラエティに富み、年配の方も若い方も飽きさせないものだった。曲の間にはMCで路得子さんご自身の証しも織り交ぜ、ただ曲を聴くより何倍も説得力あるコンサートとなった。
ビジュアル面でも路得子さんはとてもおきれいだし、マークさんも昔はイケメンだった風だし(笑・ご自分でもそんなことを言っていた)。何より曲と平行してレーナ・マリアさんやマザー・テレサ、映画『ジーザス』のビデオを流すなどの演出が効果的だった。ただそれらが計算されたものではなく、何とかしてイエス様の愛を伝えたい、みんなが愛されていることを伝えたい、という思いがヒシヒシと伝わってきて嫌味、わざとらしさがない。
※コンサート中、お二人で歌う場面も。マークさんもソフトでなかなかいい声。
とてもいいコンサートでした。ゲストとしてお呼びするなら、このお二人は絶対お勧め!どこでも行くそうですし。また、3枚めのCDができてもうすぐ発売されるそうなので、ぜひ買っていただきたい。
※コンサート終了後、教会スタッフと共に。向日かおりさんも一緒。
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