ようやくテンプレートも完成に近づき、ブログらしくなった。今回はメインページのhtmlファイル、スタイルシートを、あちらこちらの資料を参考にしながらほとんど手書きで作っている。
それは置いておいて、ちょっと困ったことが起きた。教会の奏楽チームにはピアニスト4名、オルガニスト3名、月イチでドラマー2名、フルーティスト1名が在籍する。
うちピアニスト1名は育児休暇中、残りは私が兼任しているのを各1名ずつ引いたものが実際のメンバー数となる。なーんだ、大したことないじゃんと思ってほしい。
そのうちピアニスト1名が突然辞めたいと言ってきた。以前から牧師やリーダーから音が大きすぎると言われていたが、自分は音量を下げて弾くことが耐えられないのでずっと悩んでいたという。
前の教会では奏楽は心から、元気いっぱいで演奏をささげるのがよしとされていた。なのに音量を下げて周囲を気にしながらの演奏は、自分のものではない。自分の心を偽った演奏を捧げることはこれ以上したくない、というようなことだった。
私もピアノを弾くが、こんなことを考えた(言われた)ことはない。奏楽といってもピアノ1本ではないんだし、会衆賛美の間はそのための伴奏者に徹するものだと思っていた。もし奏楽チームの中でめいめいが「これが私の賛美だぁ~」とバンバン弾いたらどうなるだろう。
確かに彼女はタッチが強いというか太いというか、私がオルガン担当でペアを組む日なのだがボリュームを最大にしないとバランスが悪いくらい。うちの教会の会堂はそんなに大きくはないが、高齢者が多くお世辞にも元気な賛美とは言えないので楽器の音は抑え目にする必要がある。
たまたまその日も牧師が静かめの選曲でしっとりと歌いたかったので、ちょっと小さくしてくれと言ったのが非常に気になったらしい。
前の教会ではどうだったかともかく、今の教会は同じ教団ではあっても礼拝スタイルは違う。地域性の違いもあるし教会員の顔ぶれが違えば牧師の求めるところも違う。 同じ曲でもどう歌うかまったく違ったりする。(これはこれで別の機会にまとめようと思う)
しかし現在はこの教会のチームに所属して奉仕しているわけだし、少なくともそのときのリーダーである牧師なりワーシップリーダーなりの指示に従う必要があるのではないかと思う。
気持ちはわからないでもない。本当ならもっとのびのびと演奏したいと思うことはある。よそでの奉仕だったが8畳間ぐらいの部屋に生ドラム、なんてストレスたまりまくるくらいに押さえないといけなかった。でもメリハリはつける。押さえたダイナミックレンジの範囲内で、気持ちとしては最高の賛美をささげている(つもり)。
彼女はご主人の転勤の都合で一時的に客員として礼拝に集っており、古参の教会員というわけではない。だが辞めるなんて言わないでぜひ続けてほしい。これはどこへ行ったって必ずつきまとう問題だし、乗り越えてほしいと思う。
他教会の奏楽者の方はどう思われるだろうか...
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