野外礼拝は無事終わった。以下は見事な失敗談である。恥ずかしくて書くのをやめようかと思ったぐらいだが来年の自分への戒めとして記録しておく。
天候に恵まれ(?)この間までの暑い日差しをさえぎってくれるブ厚い雲。そして説教に集中しないと凍え死ぬぞと言わんばかりの冷たい風...これは冗談としても、ほんとシャレにならないくらい午前中は寒かった。 天気予報では昼から晴れるとのことだったが(確かに晴れたけど)、5月でこんなに寒いとは思わなかった。
しかし準備段階ではそんなこと気にしていられなかった。礼拝が11時。機材などは10時半には現地へお願いねと頼んであったはずだが、10時50分でまだ機材が揃っていない。マイクスタンドも1台足りないが仕方ない、手に持ってもらおう。
ところがそれだけでは済まなかった。
あれ?PA担当の兄弟がいない。「あ、お休みだそうですよ」...(聞いてないよ~)
「あの~楽譜ありますか?」(ってピアノのR姉、持ってこなかったの?)
げっ、パワードモニタが片チャンネル死んでる!
などなど。
実はうちの教会は音響機器に詳しい人がいない。何度か教えたのだが、なかなか覚えてもらえない。仕方ないので外部から演奏家を招いてコンサートを開くときなんかは私がオペレータをやっている。セッティングは会堂ならマイクを立てるぐらいだが、野外ではミキサー置いてパワードモニタを配置して、と結構手間がかかる。
さすがに今日は司会とワーシップリードしながらPA操作はできない。オペレーションは別の週の担当者に頼んでセッティングは全部自分でやった。去年も同じような具合で準備が11時を過ぎてしまったので、今年は絶対に!と思ったのだが去年よりも遅くなってしまった。
ようやくセッティングも終わり、ここで慌ててはいけないと思いっきり短くほんの一瞬、だけど深く祈って第一声を発したのは11時15分だった。開き直ったとも思えるほどの笑顔に満ちて聖歌を歌った...神様ごめんなさい。祈りが足りませんでした。
今日の選曲はこの通り。
- 聖歌593番 ああめぐみ!
- 全地よ主に向かい
- あなただけがわれらの神
- こひつじイエスよ
- 聖なる主のみ名をたたえ
- 誰でもキリストのうちにあるなら
聖歌の後に祈り、あとは全部メドレー。メッセージの後に「主の祈り」、献金は「誰でも」をもう一度。
ところで、メッセージの最中、雲がたれこめ強い風が吹いていた。薄着で来たため寒さにふるえる人多数。
静かに目を閉じ、真剣に祈る。と、ほどなく風は止み、ちょうど公園の真上だけ雲が裂け太陽の光が差し込んできた。(本当)
「ええ?すごいやんか、ホンマに?まさかやろー」
とたんに風が吹きはじめ、太陽はまた厚い雲に覆われてしまった(本当)...ぉぃぉぃ
※5/21、写真をもらいました。礼拝中は撮っていなかったのですが、終わった後みんなで記念撮影したときのこの日差し、この青空といったら! (私もこの中にいます...)
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