これはどのカテゴリーに入れようか迷ったのだが...
「The Bible」(ザ・バイブル)というのは、知り合いの方が家族ぐるみでやっているクリスチャン・ロック・バンドとでも言おうか、そういうグループのバンド名だ。
活動を開始したのはだいぶ前なのだが、知らない間にメンバーの入れ替えが進んで、現在ではほとんどセミプロとプロのミュージシャンでバックが固められている。
プロデューサーであり、メインヴォーカルのLittle Lilyのお父さんでもある「パンくず」氏は同じ大学の先輩で、直接の接点はなかったものの@ニフティがまだNifty-Serveだった頃に知り合った。
当時のクリスチャン・フォーラムでは、同じように掲示板で知り合った全国のクリスチャンが協力して、賛美のコンピレーションアルバムを作るというプロジェクトが進行していた。「UNITY!」というタイトルだったが、最近同名のコンサートイベントが始まったのでややこしい。全く関係ないそうだ。
私もボサノバ調の曲を歌ったりしたがボツになったみたいだ。他にはコーラス隊の指揮とか、ある曲のレコーディングを担当したとか。そのCDは今でもキリスト教書店で見かけることができる。見かけたらぜひ買ってほしい。
そんな彼から、ライブハウスでコンサートを開くので来ないかとお誘いのメールが来た。
前々からいろいろなイベントに出演していたことは知っているが、生で演奏を聴くのは初めてだった。しかも場所が大阪ミナミの三角公園近くにあるライブハウス、というと私的にはちょっと緊張する。
三角公園って大阪市内では「若者のメッカ」的なところで、東京で言えば渋谷あたりか?そこへ40代後半の、チョイ悪ではないふつーのオヤジがうろつく図なんてねー。おまけにライブハウスなんて学生時代に1回行ったぐらいじゃないか?覚えてないけど。
演奏はまあまあすごかったです。バンドメンバーはあっちこっちの教会員ではあるが、バンド経験豊富な猛者ばっかり。ヴォーカルは若いだけあってちょっと未成熟な面も見られたけれど、何よりパワーがあって、元気ハツラツゥ!という感じがいいですね。
前半はのっけからパワフルなバンドによるナンバー、中盤はアコースティックなナンバー、そして後半はスタンダードなゴスペルナンバー。あっという間の90分でした。
会場に来ていたのは、メンバーのおじさん、おばさんと思しき恐ろしく場に不釣合いな感じの人たち(笑)
ただ酒を出すライブハウスに、日曜夜とはいえ中学生とか未成年がいちゃマズイのでは...まあ、お父さん(教師)同伴ってことでいいのかな、とか。
なかなか面白いイベントでありました。こんな場で証しあり、賛美あり、という伝道スタイルもありかな、と思う今日この頃。
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