おもしろいものを見つけた

電子手帳の乗り換えに手こずっている。

 

聖書全文を電子手帳(SONY Clie PEG-TH55)で読めるようにしてあったのだが、今回Windows Mobileデバイスへの乗り換えということでメモリ容量もあるし、外部メモリも使えるので他の訳もいろいろ揃えてみようと思ってフリーの英語版聖書データを探していた。

日本語訳聖書は口語訳、新改訳、新共同訳の旧約・新約がそれぞれ「J-ばいぶる」という古いソフトにあり、そのテキストデータを使っている。J-ばいぶるユーザーであり(最近は全く使ってないけど)、個人利用の範囲なので問題ないはず。変換途中の過程は内緒だがプレーンテキストになっている。

 

違う訳が揃えてあるのは、出張などでよその教会へ行くと口語訳だったり新改訳だったりするので。また、うちの牧師も別の翻訳ではこう書いてある、とやるのが好きなせいもある。

うちの教会では何年か前にようやく口語訳から新共同訳に切り替えた。長年使っていた口語訳聖書と新共同訳と両方持ち歩くのは大変だし、他に楽譜も持ち歩くのでなんとかコンパクトにならないかと工夫した成果だ。

電子手帳だと何が便利だといって、コンパクトなことに加え語句検索ができること以外に何かあろうか。「あの聖句どこだっけ」がキーワードで全文検索することで簡単に見つかる。前の口語訳聖書だと書き込みがしてあったり折りグセがついてたり、比較的見つかりやすかったのだが、新品の新共同訳では聖句そのものが微妙に違ったりする。

今回はWikipediaの「聖書」の項を振り出しに、あちらこちらのサイトを転々とするうちにフリーの英語聖書がいくつか見つかったのでとりあえず2つほど入れることにした。PocketPC用の聖書リーダーソフトもあったがフリーのは動かなかった。しょうがないのでテキストだけにした。

まあこうやって「いつでも読める」ようになってても、結局あんまり使わなかったりするんだけど。 

 

さて、探しものの過程で面白いものを見つけた。それは国立国会図書館のデジタルライブラリ。

単純に「聖書」というキーワードで検索すると、292件ヒットした。ほとんど著作権の切れた古いものなのだが、明治時代の聖書とか、聖歌集とか。山本軍平の『禁酒の勧め』なんてすごいこと書いてて面白い。

これらが全部スキャンされたデジタルデータになっており、ブラウザ画面上で全ページ見られるだけでなく、10ページ単位だがPDFでダウンロードすることもできる。1907年の『旧新約全書』創世記第1章なんて読んでて感動さえ覚える。残念ながら聖歌集は歌詞のみだったのでどんな曲かわからない。

 

税金払っているなら、利用しない手はないと思うんだけど。 

・国立国会図書館 近代デジタルライブラリー

・1907年刊 『旧新約全書』


賛美と関係ない話で申し訳ない...

 

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コメント(1)

おもしろいですねー。

そういえば、最近「googleブック検索」というのが話題になりましたね。本の一部が読めてしまうというやつ。

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このページは、jackが2007年9月28日 23:26に書いたブログ記事です。

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