賛美: 2007年6月アーカイブ

この日曜礼拝(6/17)の内容は次の通りだった。司会とワーシップリードは私。説教は玉川師。

 
オープニング: 聖歌572番 「主は力をわれに注ぎ」C
代表祈祷
聖歌486番 「来たれ友よ共にイエスの」G
証しとスペシャル賛美 「初めの愛に帰ろう」
ミクタム赤本よりメドレー
「栄光イエスにあれ」D、「小羊イエスよ」D、「わが神わが主よ」D

メッセージ: コヘレトの言葉 7章7節から22節「神の御業を見よ」 玉川師

主の祈りの歌
献金: 聖歌718番 「すくいぬしの愛と」G
頌栄 聖歌383番 玉川師
祝祷 玉川師
 

いつのころからかこのような進行で固まっている。前任の川上牧師の時代はご自分で選曲して、メッセージの途中に賛美を交える、というスタイルだった。現在の玉川師になってからはメッセージと司会、ワーシップリードまたはソングリードは別という形になっていった。

ちなみに「司会者」とはあくまで礼拝の進行を進める役割で、賛美リードはしない。「ソングリーダー」は歌をリードするだけで、それ以上はしない。 「ワーシップリーダー」は礼拝のすべてをリードする。役割としてはひじょーに重い。その礼拝がスムーズに後半の説教に入っていけるかどうかはワーシップリーダーにか かっている。 

 

どちらのスタイルも良し悪しがある。現在のように前半は賛美、後半は説教と分かれてしまうと、前半の賛美が終わったころに来る方が見られるようになったような気がする。元々時間にはルーズな地域性みたいなのがあって、リハとか時間通りに集まったためしがない。単に遅れて来ただけなのかも知れない(って遅れるなYo!)

逆に賛美がメッセージの合い間合い間になると、説教の内容と絡めて選曲することができるのではないかと思う。反面、奏楽者はメッセージの間じゅう待機状態になるので説教に集中できない(かも)

 

盛り上がり、という言い方はキライなのだが、どちらの場合もいくつか曲が続くことで会衆の状態を霊的に高めるのはやりやすくなる。この場合よけいなことはしゃべらない。ひたすら賛美に徹する。いちいちMCは入れない! 

ヒルソングのカンファレンスでダーリン・チェック師が言っていたが、私たちはスタアじゃない。神さまにお仕えする黒子だと(みたいな話だったと...うろ覚え)

確かにワーシップの様子を見ていると、彼女らが歌い終えたあたりで司会者が沸いて出てきてメッセンジャーの紹介へと移る。そのスキにワーシップリーダーは後ろへ下がって舞台ソデへ「消えていく」のだ。

歌っている間はハデに見えるが、実はそうでもなかったりする。 

 

さて、この日は先日のミクタム・ワーシップ・セレブレーションの様子を報告するとともに、恵みの分かち合いということでこの日歌われていた中から新しいCDに入っている曲から「初めの愛に帰ろう」を紹介した。

いつもリハの時間が押してしまうので、この日は最初からスペシャル賛美の形でやるつもりでいた。本当はバンドが欲しいところだがドラムがいないとつらいので、手持ちのキーボードの自動伴奏機能を使った。

実はコルグのシンセ、i3を2台とix300を1台持っている。どれもオクでゲットした十数年前のモデルだが、これのオートアレンジメント機能がすばらしいのだ。それでついつい教会用、自宅用、ライブ用と買ってしまったという(アホや)

簡単に言えばヤマハのエレクトーン(昔習ってた)についてるような、コードを押さえるとアルペジオで弾いてくれるとか、ベースがちょっとプロっぽいパターンで弾いてくれるとか、あんな感じのの「かなり高級」なやつだ。ix300ではメモリ量も増え、よりインテリジェントな演奏ができる。

「高級」というのは自動演奏の内容がかなり高度だとか、バンドメンバーにして5,6人分になるだろうか、それを最低左手の指1本で演奏できる点。そのサウンドはゴージャスの一言に尽きる。玉川師は打ち込みだと思ってたらしいがそんなことやってるヒマがない。

「かなり」であって「すげー」ではないのは所詮プリセットされたパターン集だってこと。自分で作るにはすごく手間がかかるので、プリセットパターンが合う曲でしか使えない。しかしこの曲はイントロからエンディングに至るまでプリセットだけで完璧な演奏ができる珍しい例だった。(このへんは「やってみた」のネタだな)

礼拝でこんな手アリかな?とも思ったが、少なくとも自分で弾くんだからカラオケCDで歌うよりずっとマシ、と思ってやってみた。曲のイメージはなんとか伝わったかと思う。

 

続く曲はやはりミクタムので聴いた曲。同じ調で似たような曲を続け、折り返し時rit.でゆっくり歌ったあとそのまま最後の曲へつなげる。最後の曲の折り返しは何度も歌ううちにフェイクを入れたりして自由に。奏楽が弾き続けるまま祈りへ...

フェイクはシティプレイズシリーズでスリヤ師がやっているような主旋律に対して対旋律をくずして歌う、みたいなもの。正確にはメロディー・フェイク。カウンター・パートとかも。全部微妙に違うんだけどね。単なるハモリとは根本的に違う。

これをやるにはソングアシスタントが「しっかり」と主旋律を歌っていないといけない。いつもは練習するわけでもなく、成り行きで出てきたら遠慮せず出すようにしてる。賛美集会では霊歌になることもある。

 

なぜフェイクとかできるようになったのか、と聞かれれば学生時代合唱団にいたからとか、ちゃんと和声法や対位法を大学で勉強したから、とか理由はいろいろあるけど、やはりいろいろな音楽を聴いて、あんな風になりたい、と「願った」からじゃないかと思う。シンセだって大学でタンスみたいな本格的なものをちゃんと理解したからいろいろできるようになった。

遠回りしたようで、実はそうじゃなかった。今の自分がこうあるためにあった、と思う...感謝。

 

 

ミクタムの「ワーシップセレブレーション His Grace」に行ってきた。


今回はミクタムの30周年、ユーオーディア・アンサンブルの20周年を記念したもので、東京、広島、四国に続いて大阪。あと仙台と沖縄。さらに北海道や名古屋、九州でも計画があるそうだ。

今までも何度かこのような催しに参加したことはあったが、ちょっと久しぶりだったので期待を胸に会場である大阪クリスチャンセンターへ急ぐ。ぐっ、坂道がきついぜ...


会場は予想に反してパラパラだった。開場時間と開演時間を間違えていた(笑) 何をあせっているのか、それともそんなに嬉しいのか...いや、もちろん嬉しい方だが。

パラパラだったおかげで同じアッセンブリーの知人に会えた。こんなところで会うなんて、彼らも好きなんだなあ!


今回期待したポイントはいくつかあった。30周年記念を祝うということ。山川哲平師をナマで拝みたかった(笑)ということ。などなど。

特に山川師は私はぜんぜん知らない方だったので、前々から彼の書いた曲に入りきれないでいた。賛美曲って、古いものは別に誰が書いたかどうでもいいけど、新しい曲はどんな人が書いたか非常に気になる。

ヒルソングの場合、それを確かめるために2回もシドニーまで行った。ダーリン・チェックは思った以上に厳しいがやさしいお母さんだった。ルーベン・モーガンは気さくなお兄ちゃんだった。ピーター・キング(キーボードのお兄さん、セミナーの講師)は師匠のラッセル・フレーガーをとても尊敬しているようだった。

他にもドン・モーエンはたまたまシドニーに来てたので会うことができた。ヨン様のような笑顔がとても素敵なナイスミドルだった。ロン・ケノーリは大阪に来てくれたので同じステージに立った。知り合いがバックコーラスのエキストラに誘ってくれたので参加できたのだが、不思議なおじさんだった(コンサートの終盤、飛行機の時間があるって帰っちゃった)。

別に山川師がキライだってことはなく、見た目若いのにこんな曲を書くなんてどんな人だろう?ととても興味があったのだ。

他に気になっているアーティストにMatt Redman、Chris Tomlin。彼らも日本へ来たりしてるらしいから、あるいは大阪へ寄ってくれないかなぁー(ダメ?)

さて曲目は「小羊イエスよ」、「あなただけがわれらの神」などミクタムの原点とも言える時期の曲にはじまり、ユーオーディアの選抜メンバーによる演奏もはさみながら今回の「His Grace」の曲へと移っていった。

ここしばらくCDを聴きまくっていたので、歌詞表示のパワーポイントがトラブっても歌うことができた(1曲まるまる抜けてたみたい)。そして小坂師がいったん退いて、山川師のリードに。少し長めの自己紹介を兼ねた証しの後、現代的な賛美曲が続く。

立ったり座ったり忙しかったが、なんとか体力が持ったよぉ...前日と当日とめずらしく用事が多くて、日中は歩き回って夜はコンサート行ってとしてたので、実はちょっと腰に来るほどヘトヘトだった。

いーじゃんいーじゃん、山川哲平センセ!なかなかの好青年、しかも家族全員救われてとすばらしい証しをお持ちでいらっしゃる。一緒に賛美してて涙が出てしまいましたよ、ホント。いいスピリットを持っている人だ。おじさん気に入っちゃいましたねぇ。

しかし、いいスピリットを持っているのは彼だけではない、その日集まったステージ上のメンバーも、そして会場に集まった人々も。みんなが心から賛美を捧げている。はじめコンサートと思うとちょっと違和感あったけど、牧師が集まってこんなことやってんだから、立派な礼拝、ワーシップだ。


本日限りでCDを買うと小坂師がサインを入れてくれるとのことだったが、もう買ってしまっている人はどうなるんだぁぁぁ、と横目で並んでいる人の列を見ながら帰途についた。次の日曜はワーシップリードの当番で、また選曲に悩むことになっていたのだが、今日ので曲が示された。

気のせいか足どりが軽い。


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