いいものです。伝統の名機、ハッセルブラッド!

(taken by iPhone4)
これだけは絶対に無理と思ってました。古いものなのに、いまだにボディが何万もして、どのレンズも十数万して、ファインダーやフィルムマガジンが別でさらに数万ずつ。到底お小遣いでは買えません。
ところが所属するカメラクラブの会員販売?で格安でレンズが手に入ることになり、ボディもないのに買ってしまいました。マウントアダプタを使えばデジタル一眼で使うこともできるし、アダプタはまあ35mmから中判であればフランジバックの余裕があるので自作してもいい。でも、せっかくなんだからフィルムで一度使ってみたい...と思ったらすでに格安のショップを検索して、キタムラのネットショップでA12マガジンつきの500CMクロームをポチっていました。
500シリーズは最もスタンダードな、オーソドックスなタイプですが人気もあり、タマ数も多く出回っていることから結構安く買えるんですね。モータードライブつきのELとかELMなんてコンパクト機並みですよ?どうなってんだ...というのはやはりウラがあるに違いない、と一応調べた上で500CMにしました。
キタムラは中古品の品質が良くないという人がいます。私も程度の悪いブツを見たことはあります。では大半はそんなにひどいわけでもなく、手入れすれば十分使い物になるし、ネットショップであっても店頭で実物を見てから断ることもできるようですので変なオークションよりは安心できます。
まあ安いものには訳があるというのは中古市場の定説ですから、今回も実際そのとおりでした。まず巻き上げがスムーズではない。シャッター切ってさらに巻き上げレバーをつつかないと完全に切れきってくれないとか、ボディ内にあるバックシャッターがひっかかって開かないとか...で、返品しようかどうしようかと考えたのですが、自分でメンテすることにしました。調べてみると結構な割合で注油して直ったという事例があったからです。
もちろん分解整備の方法を書いたマニュアルなんて無いですから、修理屋さんのブログ記事とか参考にとにかくフタを開けてギヤまでたどり着いたら洗浄して注油、と。途中何度か組み間違えてしまったので逆に機構的なポイントが分かりました。シリアルによれば85年製ですが、はるか昔から基本的な構造は変わっていないという、その考えぬかれたアイディアの塊的なしくみは見ていて面白かったです。
そして無事に組みあがった(といっても3回目ぐらい)ときにはバッチリシャッターも切れスムーズに巻き上がるようになりましたので、その日さっそくモノクロフィルム詰めて昼休みにブローニー一本12コマ撮り、夜には現像、翌朝乾いた所でスキャンとしました。まあフィルムにトライXを使ったのもありますが、ヒストグラムを見ると上から下までまんべんなく階調が出た何とも言えない味わいの深いカスタムブレンドコーヒーのような(以下略)
もちろんその翌日のお出かけはハッセル君に同行してもらったのは言うまでもありません。雨でしたけど...
問題はレンズが一本だけ、コンパーシャッター付きのCゾナー4/150しかないということです。標準、広角と増えていくのはメに見えていますが、まあいつのことになるでしょうか...のまずは余剰機材の処分から考えないと。


























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